ファミリーマートが販売しているフローズンドリンク「フラッペ」のラインナップに、9月12日から「南国白くまフラッペ」が加わっています。
南国白くまといえば、練乳かき氷にみかん、小豆、パインがトッピングされた、鹿児島のご当地スイーツ。これがフラッペになるとどう変わるのか?あの味がどのくらい再現されているのか?鹿児島県民である筆者がガチレビューします。
■ 「南国白くま」は鹿児島で長く親しまれる定番スイーツ
セイカ食品株式会社の「南国白くま」といえば、鹿児島県民にとってはもはや定番中の定番。普段はカップアイスとして販売され、地元スーパーやコンビニでも購入可能。昭和44年の発売以来、長く愛され続けている商品として知られています。
そんな白くまとフラッペのコラボレーションがついに実現。2023年2月に中国・四国・九州地方一部地域で先行発売したところ、非常に評判が良かったため、満を持して今回の全国販売に踏み切ったそうです。
生まれも育ちも鹿児島の筆者としては、これは見逃すわけにはいきません。早速近所のファミリーマートへ赴くと、冷凍ショーケースの中にこれを発見し、無事にゲット。会計を済ませ、店内のフラッペマシーンでミルクを注げば、あっという間に完成です。
■ 飲んでビックリ まさに「南国白くま」そのもの
この「南国白くまフラッペ」にも、元のカップアイス同様みかん、小豆、パインがトッピングされており、そこへ黄桃がプラス。さらには底部にピューレ状のいちごソースが敷かれ、豪華な仕様になっています。
さて、気になるのはそのお味の方。早速ひと口飲んでみると……おおっ、この味はまさに白くまそのもの!濃い練乳の味と相性抜群のフルーツ果肉や黒豆の味わい、そして氷の粒の小気味良い食感。鹿児島県民に長く親しまれてきた”あの味”が完全再現されています。
それもそのはず。裏面の表示を見ると、製造者は「セイカ食品株式会社」であり、鹿児島の工場で作られていることが明記されていました。全国発売ながら、敢えて地元で製造するという、商品に対しての強いこだわりを感じます。
まさに「白くまを飲み物にするならこんな感じ」という理想形と言っても差し支えのない完成度。あっという間に飲み干してしまいましたが、最後に底の方を覗くと、太いストローをもってしても吸い上げられなかった大きい果肉がゴロゴロ。
たしかに白くまのフルーツは大きいことが特徴ですが……再現度が高すぎたようですね。ふたを外してグイっと飲み干し、今度こそ完食。ごちそうさまでした!
白くまを食べたことがある方も、まだ食べたことがない方にも、漏れなくおすすめ出来る「南国白くまフラッペ」。税込み350円で、全国のファミリーマート店舗で購入可能です。
<参考・引用>
ファミリーマート公式HP:ニュースリリース
(山口弘剛)