つけ麺専門店「三田製麺所」では高級卵を使用した「たまごかけ麺」を11月より販売。この商品が好評すぎて、発売1週間での使用卵が1万個を超えたことが11月15日に発表されました。

 あわせて報道向けに配信されたプレスリリースや、公式YouTubeチャンネルでは「おすすめの食べ方やアレンジ」を紹介。動画や資料を見ていたら居ても立ってもいられなくなった記者。早速お店に急行しました。

 フードコート店を除く全国の三田製麺所で販売されている「たまごかけ麺」。赤みの強い高級卵を贅沢に2個も使用しており、15周年の三田製麺所が生み出した究極の「TKM(たまごかけ麺)」と紹介されています。これは楽しみだ!

お店に到着

 お店に到着すると、すぐに「たまごかけ麺」(税込1000円)を注文。実はこの商品、麺だけではなく「ライス(小)/バラのり」に加え「トリュフ風オイル/牡蠣だし醤油」がセットになっています。まるで定食みたい。ワクワクしながら運ばれてくるのを待ちました。

「たまごかけ麺」(税込1000円)を注文

 少し待ったのち、ついに来ました!中央に盛られた卵の黄身は本当に赤みが強くて美味しそうです。料理が運ばれて来た時、店員さんが親切に食べ方も教えてくれました。

「たまごかけ麺」(税込1000円)

 基本的な食べ方は、メニューにも書かれていたとおり、まず泡立てるように底から全力でかき混ぜます。30回が目安。メレンゲのようにふわふわに泡立ったら食べごろで、麺を食べ終わったら残った汁にライスを投入。一緒に運ばれてきた牡蠣だし醤油やトリュフオイルなどをかけ、たまごかけご飯にして食べるそう。

中央に盛られた卵の黄身は本当に赤みが強くて非常に美味しそう

■ 濃厚なとろ~んとした黄身が最高!

 しかし、三田製麺所のプレスリリース(11月15日発表)にある「おすすめのアレンジ」では「あえて最初にあまり混ぜず、黄身の濃厚さをダイレクトに味わう」と記載していました。折角なので今回は、公式アレンジで食べてみます。

 黄身をプチッと割ると、中からとろ~んと流れ出てきます。これを麺に絡ませて、いただきます!

黄身をプチッと割ると、中からとろ~んと流れ出てきます

 つるつるっと麺をすすると、口の中に濃厚な卵の味わいが舌にダイレクトに伝わってきます。思わず「ウホッ」とつぶやいてしまいました。これはヤバい。一瞬、仕事を忘れてこのまま食べてしまおうかな……記事はもうどうでもいい……という邪念が頭をよぎります。

麺に絡ませて、いただきます!

 その邪念をなんとか振り切り、今度はオーソドックスにかき混ぜて食べます。今度は卵がまろやかに麺を包み込んでいて食べやすく、油断すると麺を運ぶ手がどんどん加速していきます。あぶない……。もしかすると、これは自制心を試されるメニューかもしれない。

オーソドックスにかき混ぜて食べます

卵がまろやかに麺を包み込んでいて食べやすく、油断すると麺を運ぶ手がどんどん加速

 続いてトリュフオイルやバラのりをかけて食べます。すると、トリュフオイルが味をマイルドにしてたまごかけ麺の旨味をさらに引き立たせます。バラのりの風味も相性がバツグン!

トリュフオイルや刻みのりをかけて食べます

トリュフオイルが味をマイルドにしてたまごかけ麺の旨味をさらに引き立たせます

刻みのりの風味も相性がバツグン!

■ 最後は卵かけご飯でしめ!

 このままじゅうぶん食べ続けられますが、今度は卓上の調味料を使って味変。超粗挽黒胡椒と鰹塩を振りかけてみます。

卓上の調味料を使って味変

 超粗挽黒胡椒はマイルドな味わいの中にピリッとくる辛味もプラスされて、これはこれでアリ。鰹塩は全体の味を引きしめて、旨味を引き出している感じがします。記者は鰹塩の方が好みでした。

超粗挽黒胡椒はマイルドな味わいの中にピリッとくる辛味もプラス

鰹塩は全体の味を引きしめて、旨味を引き出している

 最後は残った汁にご飯を投入して卵かけご飯に!残しておいたバラのりを振りかけて、超粗挽黒胡椒もプラス。牡蠣だし醤油をかけて完成!よくかき混ぜてパクリ!濃厚な卵に牡蠣だし醤油やのりの風味が混ざり合って、旨味が倍増しています。ご飯が止まらない!

残った汁にご飯を投入

残しておいた刻みのりを振りかけて、超粗挽黒胡椒もプラス

濃厚な卵に牡蠣だし醤油や刻みのりの風味が混ざり合って、旨味が倍増

 あっという間に完食。もう最高です。最後の最後で、こんな幸せが待っているなんて……。ごちそうさまでした!いろいろな食べ方をした結果、記者の個人的な意見としては、鰹塩の味変はかなりオススメ。何回も試してみて自分流の食べ方を探してみるのも良いかもしれません。

あっという間に完食

<参考・引用>
株式会社エムピーキッチン 2023年11月15日プレスリリース

(取材・撮影:佐藤圭亮)