京都にある中華の名店「にしぶち飯店」が「かっぱ寿司」と手を組んだぞ!9月26日より、海鮮あんかけラーメンと2種類の創作寿司が登場している。

 ラーメンはもちろん、中華の名店がいったいどんな創作寿司を開発したのか。この目で、この舌で確かめたい!と強い衝動にかられたので、名店の味を全力で味わってきたぞ。

 お店に到着してタブレット型のメニューを見てみると、「にしぶち飯店」の大将・西渕健太郎さんのメッセージ動画が配信されていました。

かっぱ寿司外観

タブレット型のメニューにのっている海鮮あんかけラーメンと2種類の創作寿司

 西渕さんによると、お寿司のシャリと合うような中華を考えるのに苦労したそう。そのため試行錯誤を繰り返し、「これならいける!」と確信したメニューを誕生させたといいます。

西渕健太郎さんのメッセージ動画

■ 試行錯誤を重ねた創作寿司が絶品!

 ますます楽しみになってきた!まずは苦労して完成させたという創作寿司の「実山椒添え特盛いくら&生小柱軍艦~特製青ねぎごま油生姜のせ~」(税込396円)と、「中華いか天チリソース~花椒使用~」(税込242円)から実食。

「実山椒添え特盛いくら&生小柱軍艦~特製青ねぎごま油生姜のせ~」(税込396円)と、「中華いか天チリソース~花椒使用~」(税込242円)

 「実山椒添え特盛いくら&生小柱軍艦~特製青ねぎごま油生姜のせ~」は、いくらと生小柱の上に西渕さん直伝のレシピで作られたという特製青ねぎごま油生姜がどっさり盛られた逸品。

「実山椒添え特盛いくら&生小柱軍艦~特製青ねぎごま油生姜のせ~」

 軍艦は上からシャリが見えていたりするとテンションがガクンと落ちますが、いくらと生小柱もたっぷり使用されています。よしよしと、小さくうなずく筆者。それでは、いただきます!

いくらと生小柱もたっぷり使用されている創作寿司

 最初はいくらから口の中へ。いくらのプチプチとした食感に濃厚な味わい、そこに青ねぎごま油生姜の風味が加わっていくらの旨味を引き立たせています。西渕さんは醤油をつけなくても美味しく食べられると言っていましたが本当に醤油なしでも大丈夫です。

プチプチとした食感と濃厚な味わいのいくら

 筆者の個人的な好みでいうと、実山椒のアクセントや特製青ねぎごま油生姜はいくらよりも柔らかい食感の生小柱に合うと感じました。

柔らかい食感の生小柱

 続いて店内で揚げているという「中華いか天チリソース~花椒使用~」。いか天のチリソースの上には、花椒が振りかけられた玉ねぎのスライスが山のように盛られています。

店内で揚げているという「中華いか天チリソース~花椒使用~」

 パクリと頬張ると、イカの弾力や旨味とチリソースの辛味が相性バツグンで、シャリとも合う。シャキシャキとした玉ねぎの食感や花椒の風味も良く絶品。ご飯大好き人間の筆者は、これをおかずにしてご飯が食べたくなりました。

花椒が振りかけられた玉ねぎのスライス

■ 無限に麺をすすられる「海鮮あんかけラーメン」

 最後は「海鮮あんかけラーメン~ザク旨ラー油~」(税込539円)。青ねぎや白菜、もやしやニンジンなどの野菜が使用されている特製の中華餡が見た目を美しくしています。中央には食べるラー油も。

「海鮮あんかけラーメン~ザク旨ラー油~」(税込539円)

見た目を美しくしい「海鮮あんかけラーメン~ザク旨ラー油~」

 野菜と一緒に麺をズルズルとすすると、野菜の食感と甘みやエビの旨味が出ている塩ベースのスープが見事に調和していて、口の中がハッピーパラダイス!ラー油の辛味も食欲を増進させ、麺を無限にすすり続けられます。

エビの旨味が出ている塩ベースのスープ

無限にすすり続けられる麺

 さすが京都の名店。あっという間にスープも飲み干してしまいました。かっぱ寿司で「にしぶち飯店」の味を堪能できて幸せな気分です。ごちそうさまでした!「にしぶち飯店」監修の海鮮あんかけラーメンと創作寿司は、11月20日までの期間限定となっています。

カラの器

(取材・撮影:佐藤圭亮)