全世界でのユーザー数20億人という世界最大のSNS「Facebook」。創業者のマーク・ザッカーバーグ氏の姉で、動画配信機能Facebook Liveやマーケティング部門を担当していたランディ・ザッカーバーグさんが、日本国内で人気急上昇中のYouTuber「ピーターBaN」公式チャンネルに登場。YouTube初となるインタビューで、SNS時代の若者が抱える悩みや、将来の夢について語ってくれています。

 ランディ・ザッカーバーグさんは、2005年に弟が創業したFacebookに入社し、マーケティングマネージャーとして6年間従事。その間、動画配信プラットフォームである「Facebook Live」の導入などの施策を実行し、Facebookが世界中にユーザーを広げる上で重要な役割を担っていました。Facebook退社後も、ブロードウェイミュージカルへの出演や書籍の執筆、ラジオ番組への出演や新興企業を支援する投資家として活躍しています。

 そんなランディ・ザッカーバーグさんが、このような形でYouTubeに登場するのは、なんと史上初のことだそう。動画内では、歌手になりたかったという子供の頃の夢や、若者たちへのアドバイス、またSNSで散見される「叩き合い」などの現象についてなど、テクノロジーやSNSをいかに使っていけばいいかということをピーターBaNさんとの会話の中で語っています。

 「残念だけど、陰口は人間の本能の一部だと思う」としながらも、その上で「だからこそ、オンラインで他人とどう接するかが重要。どう接するかで、その人の人間性が出る」というランディさんの言葉は、含蓄に満ちています。また、女性に向けて「あなたたちは男性に頼りきりの人生を送る必要はない」と語り「女性として、自分自身の成功をつかむことができる」というメッセージも送っています。

 「SNSは誰しもが自分の意見を表明できるプラットフォームだ」と語るランディさん。両親とも医者(母は精神科医、父は歯科医)というザッカーバーグ家についても、いろいろ話してくれています。


 次のFacebookやYouTubeが出てくるかわからないから、好奇心を持って、オープンな気持ちでテクノロジーと関わってほしいというランディさんは、最後に中高生に向けてメッセージも送っています。「私たちの周りの世界は変わり続けている」と説くランディさんの言葉に注目です。

情報提供:ピーターBaN

(咲村珠樹)