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日本が「グローバル人材競争力ランキング」で35か国中1位に – 「ヘイズ・グローバル・タレント・トラッカー」が発表

update:
ヘイズ・ジャパン
オックスフォード・エコノミクスとの共同プロジェクトにて、日本の労働力の強みと課題が明らかに



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8738/356/8738-356-e8aec5be1441992adc29dcdecd7415cc-820x400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


人材紹介および人材ソリューションサービスを提供するヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン(本社:港区、マネージング・ディレクター:グラント・トレンズ、以下ヘイズ)は、オックスフォード・エコノミクスと共同で世界35か国の労働市場を比較分析したレポート「ヘイズ・グローバル・タレント・トラッカー」(https://globaltalenttracker.hays.com/)(英語)および人材競争力で1位にランクインした日本市場に特化した「日本詳細分析レポート」(https://www.hays.co.jp/the-hays-global-talent-tracker-japan)(日本語・英語)を発表しました。

「日本詳細分析レポート」では、日本の人材競争力がどのように構築されているかを明らかにし、人材の獲得・育成・定着における機会やリスクを分析しており、採用やEVPなどの包括的な人材戦略の示唆を公開しています。

日本のグローバルポジション:強みと課題
- 「人材競争力」1位:優秀な人材の獲得・育成・定着を測る「人材競争力」が世界1位に。2位は中国、3位にスウェーデンと続き、シンガポール(4位)、マレーシア(11位)、香港(14位)、タイ(24位)など他のアジア諸国を上回る。
- 「労働参加率」1位:包括的かつ持続可能な形での労働力人口の活用度が高い。
- 「人材価値」6位:人材への投資が生んでいるリターンが高い。
- 「人材市場の俊敏性」17位:需要変化への対応力や、事業拡大・新しい働き方の導入スピードを表す同指標は、中国(1位)、マレーシア(4位)、香港(8位)、シンガポール(11位)に後れを取っている。
- 「人材パイプライン」18位:人材開発を示す同指標は、教育・スキル投資に積極的なシンガポール(13位)に劣る結果に。
- 注目分野はライフサイエンス、テクノロジー、エンジニアリング:これらの分野は急成長が見込まれているものの、高い労働コストや文化的な硬直性が課題。継続的な成長には大胆な改革が求められる。


ヘイズ・グローバルのCEOであるDirk Hahnは次のように述べています。「今回の調査結果は、世界の人材環境がかつてないスピードで変化していることを示しています。各国が戦略的に投資を行い、経済的不確実性が高まる中でも、より革新的でレジリエントかつ将来に備えた労働力を構築しようとしているのです。このような複雑な状況を乗り越えるうえで、最適な人材エコシステムを見極め、それを活用できる能力こそが、長期的な成功を左右する重要な要素となるでしょう」

「強固な労働力を構築するためには、多くの要素が関係しています。各市場はそれぞれ異なる組み合わせを考慮すべきですが、これらのトレンドを理解することで、企業はどこに投資し、成長し、競争していくべきかをより的確に判断できるようになります」

日本:成長余地を残すグローバル人材リーダー
ヘイズの調査によると、日本の将来を形づくるさまざまな要因が明らかになっています。国内産業別の「実質付加価値成長率(GVA CAGR)」を分析した結果、2030年までに最も成長が見込まれる産業としてライフサイエンス、テクノロジー、エンジニアリング分野が特定されました。これは、日本が「イノベーション主導型成長」へとシフトしていることを示しています。

ヘイズ・ジャパンでマネージング・ディレクターを務めるグラント・トレンズは次のように述べています。

「日本の労働市場は安定性が際立っており、調査対象35か国の中で最も低い失業率と高い労働参加率を誇ります。経済的な基盤に加え、日本は多国籍企業にとって戦略的な拠点でもあります。地域本社やイノベーションハブとしての役割を果たすほか、大規模な国内消費市場を背景に、外的な市場変動に対しても相対的に強い耐性を持っています」

明瞭な強みがある一方で、国際的な人材・投資を惹きつける競争力を維持するためには、的を絞った対策が必要な領域も示しています。日本の労働コストはアジアの他国と比べても高く、東京における設備投資(CapEx)、不動産、採用コストの高さがこれに拍車をかけています。

「優秀な人材の採用・維持には高いコストが伴うため、企業はどの職種を国内で確保し、どの業務を移転または外部委託するかを慎重に見極める必要があります」とグラント・トレンズは述べています。

ヘイズ・グローバル・タレント・トラッカー
ヘイズがオックスフォード・エコノミクスと共同で開発したレポート。35か国の労働市場データを分析し、「人材価値」「労働参加率」「人材パイプライン」「市場の俊敏性」「イノベーション」の5つの柱に基づく複合指標で各国の人材力を比較・考察しています。詳細はこちら(https://globaltalenttracker.hays.com/)※英語

日本詳細分析レポート
レポート「ヘイズ・グローバル・タレント・トラッカー」に掲載された日本に関するデータを抜粋・深掘し、トレンドやインサイトを追加した、日本市場に特化したレポート。詳細はこちら(https://www.hays.co.jp/the-hays-global-talent-tracker-japan)。※日本語・英語


ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2025年6月30日現在、31か国・地域207の拠点(総従業員約9,500人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(東京本社、大阪支店、横浜支店)を有する人材コンサルティング会社です。13の専門分野(経理・財務、金融、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、事務、不動産、営業、サプライチェーン、製造業)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。https://www.hays.co.jp/

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