4月から新社会人になって、同期同士で飲みに行こう!なんてこと、あるかと思います。しかし、繁華街には面倒で違法な客引きも……。そんな客引きを撃退するセリフがツイッターで話題になりました。
ラインスタンプ「青なんとかさんと赤西さん」などを手がけるイラストレーターで漫画家の“ねんまつたろう”さんが、「居酒屋の客引きの断り方 #新社会人へのアドバイス」と、1枚の画像にその断り方を漫画にして紹介しています。
居酒屋のしつこい客引きに押し通され、お店に入ったものの、時間制の飲み放題のはずが店員を呼んでもなかなか来ない、コースで4名分となっている料理がどう見ても1人前分という、どう考えてもぼったくりな設定。こういうぼったくり店の客引きは、たいがい普通に断っても強引にお店に立ち寄らせようとします。そんな客引きに対して、一番効果があるのがこの言葉。
「今日、車で来ているんで」(※ウソでもOK)
ねんまつたろうさんの経験上、このセリフが一番効いたそうです。車で来ていると分かっていて客引きをした結果、飲酒運転ほう助となるのでその場で撤退せざるを得ないのかもしれません。中には、「代行呼べばいいでしょ」みたいな客引きもいそうですが……。
このツイートに、様々な断り方の実例がリプライされています。「本職は勤務中なので」など、警察官などっぽい雰囲気をにおわせる一人称を使ったり、「キャンセル料代わりに払ってくれるの?」と逆に押し返してみたり、全く関係ない店を逆に質問したりなど。目を合わせない様、ひたすら無視するというのも効果があるようです。
居酒屋の客引きの断り方#新社会人へのアドバイス pic.twitter.com/lA2YV6QAiy
— ねんまつたろう (@KITASAN1231) March 28, 2019
道路や公共の場所での客引き行為自体、風営法や各都道府県の迷惑防止条例などで禁止されています。このためもし公の場で客引きされた場合には、そもそも相手は違法行為を行っていると考え、避けるべきです。ちなみに、愛知県の場合、「アイチポリス」という愛知県警がリリースしているスマホアプリ(iOS/Android)があり、ぼったくり違反店舗情報などを見る事ができます。実はこのアプリのベースとなったのは、警視庁犯罪抑止対策本部が2016年にリリースした「デジポリス」。ぼったくりクイズや、若干誰得感のあるコンテンツ、さらに防犯ブザーも付いています。残念ながら、警察が公式にリリースしているアプリは少なく、こうしたぼったくり店が分かるアプリが他県でも積極的に導入されることが期待されます。
田舎から上京するなど、初めての都会で飲む場合は、こういったぼったくり違法店舗に引っかからない様、客引きには付いていかない様気を付けてくださいね。
<記事化協力>
ねんまつたろうさん(@KITASAN1231)
(梓川みいな)