突然ですが、みなさんは「親指ゲーム」をご存知でしょうか?親指が上がった数を予測する単純な遊びで、以前、フジテレビ系列で放送されていた「SMAP×SMAP」では、“指スマ”と呼ばれていました。そんな「親指ゲーム」の掛け声は全国各地で違い、さらに千葉市では、区によっても違うと、4月15日に日本テレビ系列で放送された「月曜から夜ふかし」で紹介されました。
この日、番組では「千葉県 親指ゲームの呼び方ありすぎ問題」を紹介。そもそもの発端は、以前の放送でマツコ・デラックスさんが、親指ゲームの掛け声について「なんて言ってた?」と話し出したのがきっかけ。関ジャニ∞の村上信五さんが「いっせーのーで」と答えると、マツコさんは「ウチ(千葉市)、特殊なんだけど」と前置きし「チュンチュン」と話しました。
しかし、客席にいた千葉市出身のお客さんは「チョムチョム」と答え、さらに千葉市出身の番組カメラマンは「チョメチョメ」と答えるなど、千葉市だけでいろいろな言い方があると、大盛り上がり。そこで、マツコさんがスタッフに「チュンチュン調査して」とお願いし、今回に至りました。
番組では、千葉市を紹介する前に、全国の呼び方を調査。すると、山梨では「せっさん」、熊本では「数字の」、岡山では「ビンゴの」、愛媛では「ナメナメ」などと言われていることがわかりました。しかし、その中でも最も特殊だったのが沖縄で、その掛け声はなんと「命令対象」。親指ゲームで勝った人が、負けた人に命令ができるので、この掛け声なのだとか……。全国には本当にいろいろな掛け声があるようですね。
続いて、注目の千葉県。番組が調査した結果、習志野市八千代市・四街道市・佐倉市・茂原市では「いっせーの」、船橋市・市原市では「せーの」、八街市では「いっせーのせ」、東金市・大網白里市では「いっせっせーの」と、多少違いはありますが、「いっせーの」がベースになった掛け声でした。
そして、問題の千葉市ですが、まずはマツコさんの地元である稲毛区は、マツコさんが言っていたように「チュンチュン」でした。しかし、花見川区では「チッチの」、若葉区では「チョムチョム」、中央区では「ピッピ」、緑区では「チョンチョン」、美浜区では「チョメチョメ」と、バラバラ……。番組では、様々な専門家に話を聞き、なぜこのようにいろいろな種類があるのか?聞いたそうですが、分かる人は誰もいなかったとのこと……。
さらに謎が深まり、今後の展開が面白くなってきた親指ゲームの掛け声問題。みなさんの街では、どんな掛け声でしたか?
<出典・引用>
日本テレビ「月曜から夜ふかし」(4月15日放送)
※画像は番組HPのスクリーンショットです。
(佐藤圭亮)