累計発行部数110万部を超える極上のミステリー小説「うちの執事が言うことには」が、豪華キャストを迎え待望の実写映画化。5月17日からの全国ロードショーを目前にした5月7日、今作で映画初主演を務めた永瀬廉さん(King & Prince)をはじめ、清原翔さん、神宮寺勇太さん(King & Prince)が登場する「うちの執事が言うことには」映画公開記念パーティーが開催されたので取材に行ってきました。
「うちの執事が言うことには」は、2014年に刊行されるや、個性豊かで魅力的なキャラクター達が織りなす独特の世界観が人気を集め、瞬く間にシリーズ化(全9巻)。さらに、2015年にはコミックスとして発売され、2017年からは新シリーズも刊行されるなど、累計発行部数 は110万部を超え、ファンから熱い支持を受けている極上のミステリー小説です。
そんな「うちの執事が言うことには」が実写映画化され、5月17日から全国ロードショー。主人公の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎には、昨年5月に「シンデレラガール」で鮮烈にデビューを果たし、6月19日には待望の1stアルバム「King & Prince」がリリースされる、今最も勢いがあるグループ「King & Prince」の永瀬廉さん。映画初主演で、当主としては未熟で世間知らずだが、頭脳明晰で色彩に関しては特別な感知能力を持っている、という唯一無二のキャラクターを繊細に演じています。
そして、永瀬さん演じる花穎の新米執事・衣更月蒼馬役には、雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとして活躍しながら、NHK 連続テレビ小説「なつぞら」へ出演中の若手注目俳優の清原翔さん。この物語の軸となる“執事役”を凛とした存在感で体現。若き当主と、仏頂面の執事。気が合わないどころか“一触即発”の不本意コンビが、名門・烏丸家にふりかかる難事件に立ち向かっています。
さらに、大学生でありながら企業家で、パティスリー「アントルメ・アカメ」オーナーの、赤目刻弥を演じるのは、永瀬さんと同じく「King & Prince」の神宮寺勇太さん。物語の鍵を握るミステリアスな役柄で、スクリーンデビューを飾っています。
この今、注目の3人が登場した「うちの執事が言うことには」映画公開記念パーティー。筆者が会場に着いたのは、取材受付開始の40分前。しかし、すでに多くのメディアが到着しており、筆者に渡された取材受付番号は19……。このことからも注目の高さが伺えました。また、この日は会場が結婚式場のアニヴェルセル豊洲ということもあり、招待客の100名の女性にはドレスコードがもうけられ、雰囲気はまさに上流階級のパーティーという感じでした。
イベントが始まると、招待客の女性たちの盛大な拍手の中、登場してきた3人。まず永瀬さんが、ドレス姿の招待客の女性たちに「見惚れてしまいそうです」と話し始めましたが、実は当日、招待客の女性に会場の入口で、3人が実際に招待券を手渡ししていたのですが、その時の反応が薄かったため、「テレビカメラもあったから、人気が落ちたみたいに見られるわ」と語り笑いを誘っていました。
執事役をどう演じればいいのか考えていたという清原さんは、執事役について「所作とか動作が綺麗なので、大変だった」と話し、ずっと左手で重たいティーポットを持っていたので、「左手だけ筋肉が付いた」と意外な裏話を披露していました。
すると、ここで映画に関連付けた「上流階級ミステリークイズ」というミニコーナーが始まりました。映画にちなんだクイズが3択で出題され、3人の中で一番正解できなかった人が、最後にあることに挑戦してもらうとのこと。
第1問は、「次の中でいわゆる『執事の七つ道具』ではないものは、どれでしょう?」という問題で、選択肢は「1.ソムリエナイフ」「2.お盆」「3.名刺」でした。この問いに、永瀬さんは「3.名刺」、清原さんは「2.お盆」、神宮寺さんは「1.ソムリエナイフ」。実際に執事役を演じた清原さんは、自信はあるか?と聞かれ「当り前じゃないですか」と話していましたが、正解はその通り「2.お盆」でした。さすがですね。
第2問は、「メイキングカットの『ペロ』(烏丸家の使用人の一員として、花穎が“番犬”にした子犬)は、どれでしょう?」という問題で、3種類のペロの写真(本編用・メイキング用・未使用)が選択肢に登場。この問いに、3人とも困惑していましたが、永瀬さんと神宮寺さんは「3」の写真、清原さんは「1」の写真を選択。正解は「2」の写真で、全員ハズレ……。やはり、これは難しかったようです。
第3問は、「芽雛川家が世界中で展開している事業は?」という問題で、選択肢は「1.航空機の部品」「2.船舶の部品」「3.楽器の部品」でした。この問いに「めちゃめちゃ余裕」と、自信満々の3人の回答は、全員「2.船舶の部品」。正解はもちろん「2.船舶の部品」。
ちなみに、この第3問の時、神宮寺さんがクランクインした初の撮影の映像が流れたのですが、他の2人は先にクランクインして仲良くなっていたため「後から入るのが、すごく気まずかった」と振り返っていました。また、永瀬さんと清原さんは、撮影の合間に「食べたいものしりとり」で遊んでいたというエピソードを披露。しかし、永瀬さんは「例えば、卵かけごはん……」と、いきなり「ん」が付いてしまう痛恨のミスがあったといい、会場を笑わせていました。
ラストの第4問は、「烏丸家玄関ホールの絵画のタイトルは?」という問題で、選択肢は「1.リバーランドスケープ」「2.アフター ザ レイン」「3.シンデレラガール」でした。この問いに、永瀬さんは「3.シンデレラガール」、清原さんと神宮寺さんは「2.アフター ザ レイン」を選択。自身のデビュー曲の「シンデレラガール」を選んだ永瀬さんでしたが、正解は「2.アフター ザ レイン」。
その結果、最下位は永瀬さんに……。永瀬さんは、会場にいる女性100名の前で、上流階級の所作の実演をすることに!舞台上には、スープが運び込まれ、映画の食事のシーンが再現されました。100名の女性が見つめる中、背筋を伸ばし、スプーンを手前からすくって、スプーンを自分の口にもっていき飲んでいました。緊張する中、完璧な上流階級の所作を披露した永瀬さん。会場から大きな拍手が起こり、盛り上がる中、パーティーは幕を下ろしました。
(c)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会
取材協力:東映映画宣伝部
(取材・撮影:佐藤圭亮)