最近では一発屋芸人として人気のダンディ坂野さんが、オンラインゲーム「テイルズウィーバー」のCMキャラクターとして起用された。
ダンディ坂野さんといえば「ゲッツ」のギャグでブレイクするも、2003年をピークに見事にテレビでは見なくなった。その後2009年頃からの一発屋芸人ブームに乗って再ブレイク。CM契約も2011年には3本こなすなど、徐々にその人気を取り戻しつつある。
そんなダンディさん、今回は自身初となるゲーム、しかもオンラインゲームのCMキャラクターに起用された。
起用したのは、オンラインゲーム事業を展開するネクソン。ネクソンのCMといえば、最近では「メイプルストーリー」のCMにAKB48の指原莉乃さんが起用されたり、「マビノギ」のCMには俳優の松平健さんが起用されるなど、傾向としては比較的ビッグネームが多い。
そんな中、同社のCM傾向としては異色ともいえる「お笑い芸人」かつ「一発屋」なタレントが起用されるのは異例中の異例にも見える。
実際、今回のキャスティングを決定したネクソンのプロモーション担当によると『(ダンディ坂野さんが新ギャグを披露した後で)「面白いのは(新ギャグではなく)テイルズウィーバーだよ」という痛々しいコメントに視聴者は同情とともに大きな衝撃をうけるだろう」とコメントしている。
元々ダンディさんといえば、滑るギャグを連発し最後に「ゲッツ」と言いながらお茶を濁して画面から消えるという「シュール芸」が持ち味の人。本来の芸風が受けては困るスタイルなのだから、そういう扱いのCMならば今回の出演も何となく納得は行く。
ただし、ここからがシビアなところで、なんとこのCM。CM効果をきちんと出せなければ、継続してのCM出演・放送は無しの契約らしい。
継続して出演の場合には、今後連続したストーリー自立てのCMが放送されていくが、あまりに結果が悪い場合には早期での終了もありうる状況。
そんな中CMでは、CMキャラクター継続へ向けダンディさんが奮闘する様も描いていくとしている。
ちなみに、もし今後放送が続いた場合には、続編でもう一人の「一発屋芸人」との夢のコンビCMも決定しているとのこと。
続編放送までにきちんとダンディさんがCM効果を出せるかは謎だけど、是非契約継続に向け頑張って欲しいと思う。なお、ダンディ坂野さんが出演する「テイルズウィーバー」新CMは1月28日から全国で放送。
【TVCM概要】
1: 「デビュー」篇
楽屋にてダンディ坂野さんにインタビュー。何を聞いてもゲッツしか言わないダンディ坂野さんに新ギャグをリクエストするが……。
2:「新ギャグ披露」篇
ダンディ坂野さんが新ネタを披露すると、スタッフから「どこが面白いんですか?」の一言が。しかしダンディ坂野さんは開き直り「面白いのはテイルズウィーバーだよ!」とゲームを一生懸命アピールする。
「テイルズウィーバー」公式サイト:https://www.talesweaver.jp
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