2012年5月21日に各地で観測された「金環日食(きんかんにっしょく)」。
幸運にも見れた方が多数いらっしゃるようですが、その中にちょっと気になる発言がツイッターや掲示板等で見受けられたと話題に。
「金星初めてみました」
「金星ってホントに金色っぽい」
「金星が挟まれた姿は…(以下略」
そう、「金環日食」はその漢字のとおり金(きん)の環(わ)を表しているのです。
この金環日食は「月」が主役です。
ウィキペディアなどで調べて臨んだ方は間違いないのですが、予備知識が無く漢字そのままのイメージで臨んでしまった方は確かに……勘違いするフシもなきにしもあらず。
特にツイッター等ではカンタンに発言できる分、間違った所見を述べてしまうと大変なことに…(本人の心持ち次第か)
ちなみに2012年6月6日は紛れもなく「金星」が主役の「金星の太陽面通過」。
これは金星が小さなホクロのように太陽面を通過する姿が見られる、というものです。
金環日食のようにインパクトがあり、誰でも観測ができるわけではないようですが、おおよそ生きているうちは二度と見れないかもしれませんので……心待ちにしておこう。