TOBソフトバンクモバイル株式会社が、3月25日開催の取締役会において、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の普通株式を公開買い付けすると発表した。


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今回の公開買付発表に関連し、ソフトバンクモバイル社の代表取締役社長兼CEOである孫正義氏は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社社の代表取締役会長 孫泰蔵氏の資産運用会社であり第2位の大株主である、株式会社ハーティスとの間で、ハーティス社が所有する213,080株(所有割合18.50%)について、4月1日付けで「質権実行の猶予に係る議決権の行使に関する覚書」を締結することも発表。

この覚書の効力発生により、ソフトバンクが全ての議決権を所有するソフトバンクBB株式会社が所有する387,440株(所有割合:33.63%)及び孫正義氏の所有分と合わせて、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社社の議決権の過半数52.13%を所有することになる。これにより、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社社はソフトバンク社の連結対象となる。

更に、孫泰蔵氏が代表者を務めるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社社第3の大株主、アジアングルーヴ合同会社では、所有する166,710株(所有割合:14.47%)の内73,400株(所有割合:6.37%)について、ソフトバンクモバイル社との間で、3月25日付で「公開買付応募契約書」を締結し、今回の公開買付けに応募する旨に合意していることも発表している。

公開買付価格は1株34万0276円。上限はアジアングルーヴと合意した同数の73,400株。期間は4月1日から26日まで。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、『ラグナロクオンライン』を代表とするオンラインゲームの企画・運営会社として展開。近年ではスマートフォンを対象とした『パズル&ドラゴンズ』で人気を集めている。

今回公開買付の中心となっている、ソフトバンク社の孫正義氏とガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社社の孫泰蔵氏は兄弟という関係。ビジネス面においてもかねてから強固な関係値を築いており、今回の連結により今後更なるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社社の発展を図っていくものと見られる。

プレスリリース