うちの娘(SD※1のの)が里帰り※2から帰ってきました!(SDの世界を知らない方のために解説付きで紹介していきます。)
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※1 SDとはスーパードルフィーの略で株式会社ボークスが販売している身長60cmの球体関節人形のことです。
※2 里帰りとは、SD販売元のボークスが提供しているサービスの名称で経年劣化してしまったパーツや日に当たり色あせてしまったパーツなどを交換・修理してくれるサービスのことです。
実に二ヶ月半ぶりの再会となります。京都のお父様からのコメントは次の通りでした。
■工房からお客様へ一言
この度はお里帰りサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
お申込のエステが終了いたしました。
テンションゴムですが、調整は致しましたが限界が近いようです。いきなり切れるという事はないと思いますが、早めお交換をおすすめいたします。
テンションゴムとはSDを支えている内部のゴムのことです。
ゴムが古くなって各パーツを支える力が弱くなっているので交換した方がいいよーとのこと。
今度、暇を見つけてゴムを交換したいと思います。
里帰りには色々種類があるのですが、今回は下取りサービスをメインに行ってもらいました。
内訳はこんな感じです。
■下取りサービス
・ヘッド(フタ含む)
・一体型ボディ
・腕(両腕上下、ひじパーツ×2)
・脚(両脚上下、ひざパーツ×2)
■全身ボディエステ
■デフォルトメイク
■KIPS3カ所
お気づきの通り、手と足以外は全部換装します!(ほぼ別物に。)
頭の部分は自分が持っていた頃よりサイズが1周り小さくなり、ヘッドのフタも取り外しがS金から磁石に変更されます。
ののは頭のサイズが他の子より一回り大きく可愛いウィッグ(髪の毛)が装着出来ずに泣くことが多かったのですが、今回の里帰りで少しヘッドのサイズが小さくなるためこの問題が多少改善が見込まれます。(それでもまだ他より少し大きいそうですが。)
あと、他のオプションはあまりつけてません。
パーティングラインはそのままでまつげ・瞳の取り付けも行いませんでした。
この構成でしめて6万円ほど。
新しい子を一人お迎え出来そうな大きな買い物ですが、この子を愛しているので、そんな事はいたしません。
てことで、久しぶりの再会を果たしたのですが、目無しの状態だと慣れていない方には少し怖がられるので目と瞳を取り付けたところからご覧くださいませ。
うん、かわゆす!(親バカ)
宝塚のようなつけまつげが邪魔でメイクがよく分かりませんが、かなり綺麗に仕上がっています!
ちなみにこのつけまつげは人用で100円ショップで買いました。このつけまつげ、本当はきらきらしているのですが写真だとよく分かりませんね……。
余談ですが、里帰りでつけまつげの装着を依頼するとつけまつげ本体千円くらいと別途工賃が千円くらいします。
瞳も同様に瞳自体が4千円くらいと工賃が3千円くらいします。
顔のメイクと違い、こちらは比較的簡単なのでここは節約をオススメしたいところです。
続いて黒髪バージョンです!
ニューカマーの紹介です!
この子は最初の子と顔の作りは同じで眠り目バージョンの“のの”Sweet Dreamさんです。
ちなみにこの子は限定商品なので店頭で手に入りません。
過去に2度商品化されており、この子は最初のバージョンです。
余談ですが、ローゼンメイデンで出てくるスイドリームはここからきてるものと推測しています。
さて、二人の手に注目してもらうと嬉しいのですがちゃんと手を繋いでいるんです!
これは、なかよしハンドと言ってやっぱり限定商品です。過去2度だけ数量限定で販売されました。
SDとSDの手繋ぎバージョンとMSDとMSD・SD13+SD※の3タイプがありました。
需要がありそうなパーツなので常時販売して欲しいところです。
※SD/MSD/SD13は、SDのタイプを表しており背が高い順にSD13(エスディサーティ)→SD(エスディー)→MSD(ミニエスディー)となります。
他にもMSD(ミニエスディー)より身長が低い幼SDというものも存在します。
そして次が幼SD“のの”です。
再びの説明になりますが、”のの”とはこの顔(頭)につけられた名称です。他にもめぐやナナ・ミミなどがあります。
彼女達はスタンダードと呼ばれるシリーズでこの業界の中では安価で手に入る部類になります。
このほかにも数十種類ヘッドはあるので、自分の好みにあった一人を作り上げたい場合はスタンダードではなくフルチョイスというコースをお勧めします。
ちなみにスタンダードは6万くらいでフルチョイスだと12万くらいです。
スタンダードは開き目の60cmのみで、眠り目・幼SDは限定商品となります。
幼SD“のの”はボークスが東京ディズニーアンバサダーホテルで開催したお泊まりイベントで限定販売されました。
私はこの子欲しさに当選確率が高かったダブルの部屋を一人で申し込み、翌日休出だったため、東京ディズニーランドを遊ばずにそのまま会社に出社しました……。
以上です。
みなさんもSDの魅力に魅入られドールの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
■ボークス スーパードルフィー
年に二回東京ビッグサイトでドールのオーナーが集まるイベントや船を貸し切ってのクルーズ・ハウステンボスなどへの遠足などが催されています。
(寄稿:HAMUCHI’s Blog)
※本稿は掲載の都合上、オリジナル記事から画像を一部抜いてご紹介しています。