アメリカ合衆国・シカゴ上空で2014年3月18日早朝(日本時間:3月18日夜)、強い光を放つ謎の飛行物体が撮影されました。
YouTubeに投稿された動画によると撮影者は当時、ヘリコプター付近を浮遊する奇妙な光を発見、そして携帯電話でこれを撮影したそうです。
*画像の下の2つの明かりは街灯です。
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公開されている動画は全部で3つあり、一番最初の動画では3つ(以下左からA,B,Cとする)に並んだ強い光の玉のようなものが確認できます。
そして2つめの動画では、最初からあるA,B,Cとは別に左手から少し小さい4つ目(以下Dとする)の光の玉が登場。
しかし3つ目の動画ではその新たに登場したDは最初から画面に登場しません。
A,B,C並んだ一番右端のCについては、1つ目の動画と3つ目の動画で、赤い点滅が確認できます。そのため、これについては撮影者が言うヘリコプターであると考えられます。
ただ残りA,Bについては飛行速度が気になります。実は1つめの動画では、このA,B,Cの下を小さな点滅を放つ飛行機が飛んでいます。
0:10頃に左手に登場し、0:48には画面右手へと消えていくので、38秒程度でこの光は画面の左から右を移動したことになります。
しかし最初からあるA,Bについてはそのままの位置をキープ。Cについては緩やかに右手に移動するのが見えます。
動画3つの時間を合わせると1つ目0:50、2つ目0:28、3つ目0:30と1分48秒。このA,Bについては、動画ごとで多少動いてはいるものの、他に比べ動きがあまり見られません。
当時シカゴの状況をTims-j.netで調べると、3月18日の日の出は6時56分。この動画はまだ夜が明けていないため、撮影時間は日の出前と仮定し、前後の天気を見ると前日は部分的な曇り、そして日付が変わるあたりで晴れ、日の出直前の6時51分は部分的な曇り。そして気温は-1度から-2度。湿度は70%前後、視界は16,090mと比較的良好になっています。
たまたまシカゴに隣接するミシガン湖上空あたりで定位置飛行をしていたヘリコプターが、月の明かりにでも照らされた?ということも考えられますが、にしても光りすぎな気はします。
最後に余談ですが、モンタナ州立大学元教授のクラーク博士の著書『Encounters With Star People』(邦題:「YOUは」宇宙人に遭っています)には、ミシガン湖にはかつてUFOが墜落した事件があったと書かれているそうですよ。それを考えると、なんだか夢が膨らみますね。