最近、ネットで話題になってる料理って超簡単かつ美味しいものが多いわよね。なのにどうしてか超美味しいけど超めんどい料理が話題になっていたの。その名もハッセルバックポテトよ。
Twitterでは簡単で美味しいって言われていたけど、騙されたわね。これ、超めんどいししくじったらすぐ形が崩れるんだけど。え、わたしが不器用なだけ……?というわけで、今回は悪戦苦闘しながらスウェーデンが誇るハッセルバックポテトをつくってみたわ!
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■材料
じゃがいも
にんにくチューブ
オリーブオイル
パルメザンチーズ
割り箸
基本はこの材料でオッケーよ。各材料を好きなだけ用意してちょうだいね。
■つくり方
1.じゃがいもを洗い水分を取ってから蛇腹状に切りなさい。じゃがいもの下に割り箸を敷くと根元の部分が繋がるわ……と書きたいけれど、端っこの部分は割り箸に頼ってると切り落としてしまうから注意が必要よ。だいたい2mm感覚で切っていくと見栄えがいいけれど、不器用な人は手を怪我しないようにしてちょうだいね。この作業と同時にオーブンレンジを220度で余熱開始よ。
2.容器ににんにくチューブ、オリーブオイル、パルメザンチーズを好きなだけ入れてかき混ぜなさい。
3.蛇腹状にしたじゃがいもを一枚一枚開き、2をその間にまんべんなく塗っていきなさい。スプーンやフォークを使ってやってもなかなか面倒だったけど、我慢よ!
4.3を余熱完了したオーブンレンジに入れて50分ほど過熱したら出来上がり!
■苦闘の末……
結論から言うと、ハッセルバックポテトはつくる価値大アリよ!面倒だし時間はかかるけれど、できあがりのポテトが開いてる様子を見たら苦労なんて吹っ飛ぶわ。
お味のほうはと言うと、端っこはパリパリ、繋がっている根元の部分に向けてしっとりとして今まで食べたポテト料理にはなかった食感ね。
ヒダの間にベーコンやチーズを挟んでも美味しいらしいので、今回はアーモンドチーズを挟んでみたんだけれど、これまたポテトにめちゃくちゃ合ってたわ。
今一度難点を挙げるとしたら、手間がかかるのとヒダの部分に2でつくった液体をかなり丹念に塗りこまないと上手に開いてくれないことかしら。 それでもパーティーのときや、ちょっと気分転換したいときには楽しめる料理じゃないかしらね?
ヒダの間にいろいろ挟んでヨーロピアンを気取った食卓を楽しんでみてちょうだいね!
(連載名:女王様が作ってみた/文:貴崎ダリア)