冷やし中華は起源が中国だと思われがちですが、日本独自に発達した醤油ラーメンや豚骨ラーメンなどと同じで、基本的には日本独自のレシピなんだそうです。

コンビニやスーパーではこのところ一年中売られているので、季節を感じる食べ物というよりかは年中食べられる定番料理化した気もしますが、でもやはり冷やし中華が美味しい季節といえば暑い夏である事に変わりはありません。

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冷やし中華

そんな「冷やし中華」。購入すると高確率でカラシが入っています。ちょっとしたスパイスに、と入れてみるとピリリとした辛さが暑さで減退した食欲を復活させてくれますが、テレビ東京の『ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~』7月20日放送回でモデルの朝比奈彩さんが「冷やし中華はわさびでも美味しいと」紹介し物議を醸していました。

番組では、高橋真麻さんらが試食。有り無し両方の意見があがりつつも最終的には「ソレマル(有り)」に落ち着いていました。冷やし中華にわさび?ありそでなかったこの組み合わせ。気になったので試してみました!

■結論:有り

わさびは割とあっさりとした薬味。対しカラシは油をわずかに感じるようなコクのある薬味。冷やし中華の場合にはカラシのコクがとても合うとされていましたが、食べてみるとわさびの爽やかな風味でも美味しく感じ、またほどよい刺激も冷たい麺にぴったりだと思いました。

今回は「チューブのわさび」と先日別記事で紹介した「わさび油」で試してみましたが、チューブのわさびの辛さはお酢の作用で結構な量を入れないと香りも味も相殺されてしまいました。一方でわさび油は5滴ほどかけてみたところ、風味がじゅるりと舌なめずりするほど香り立つ結果に。暑い中食欲をそそるという役割と味に刺激を加えて引き締めるという役割をばっちり担ってくれていました。

わさび油とチューブのわさびで実験

カラシを入れた場合よりもぐっと清涼感溢れる味になるため、冷やし中華ファンで今年はちょっぴり新しい風味を楽しみたいという方はぜひチャレンジしてみてくださいね!

冷やし中華にわさびは有り!

(文:大路実歩子)