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はま寿司ラーメンが「店一軒出せるレベル」と高評価すぎるので嘘か誠か食べてきた

お寿司のほとんどが平日一皿90円、休日は一皿が100円という人気回転寿司チェーン店「はま寿司」で秋の限定メニューとして登場している「旨だし鶏塩ラーメン」(税抜330円)がネットの口コミで「スープを飲み干すほどうまい!」「店一軒出せるレベル」と絶賛されているのをみかけました。やだ、べた褒めじゃないですか。

秋のフェアメニューで数量限定で登場しているらしく10月下旬で無くなり次第終了ということで、はま寿司ファンはメニューが登場してからすぐにチェックしていたようです。

これは食べるしかない……! と編集部きっての食いしん坊である筆者ともう一人の記者でそそくさはま寿司に出かけてみましたよ!

  • 【関連:『チキンラーメンの卵つけ麺』にファンお勧めの『粉チーズ』入れてみた】

    旨だし鶏塩ラーメン

    ■塩ラーメンなのにコクたっぷり え、回転寿司でこのレベル食べられるの?

    「旨だし鶏塩ラーメン」はネギと出汁醤油がたっぷり染みこんだ味卵、そして薄めのチャーシューが乗ったシンプルな一杯。

    塩ラーメンと言えば、味が濃くなくさっぱりとしたイメージがありますが、これはメニュー名通り旨味たっぷり。でも味は濃すぎず薄すぎず。絶妙な塩梅。一口すすっただけで、その奥深さがわかります。回転寿司なのにこんな高レベルな一杯作れちゃうなんてびっくり。お世辞抜きで美味しかったです。また煮卵も良い感じに味がしみてて合うんだわこれが!くぅぅぅぅ~~~~。唯一寂しかったのが、若干薄すぎるチャーシュー。まぁでもこの値段だしこんなものかな。とその点は納得できるレベル。

    ネギと出汁醤油がたっぷり染みこんだ味卵、そして薄めのチャーシューが乗ったシンプルな一杯。

    このところ味にインパクトのあるラーメン店が人気を博していますが、はま寿司のこれは「定番中の定番を極めた一杯」そんな印象。無駄を極限まで削りつつ、丁寧にシンプルに仕上げています。
    インパクトあるラーメン店の一杯は何度か食べれば満足してしまいますが、このラーメンは斬新さはないももの週に一回くらい「あ、あれ食べようかな」そんな気にさせられる「ほっとする一杯」でした。

    ちなみに一杯が普通のラーメンの半分ぐらいの量なので絶対的に食べ足りません。思わず2杯目を頼もうとしてしまうくらい美味しかったのですが……、そんな食いしん坊の筆者の目に飛び込んできたのは「鴨そば」(税抜250円)でした。

    鴨そば

    こちらもSNSでは美味しいという口コミをよく見かける、はま寿司の定番メニュー。はま寿司に行ったら絶対に食べないと気が済まないと言われているほどですが、これも筆者が予想していた遥か上を行く旨さに驚愕しました。

    まず、おそばはうどん粉とそば粉を2:8の割合で混ぜた二八そばを使用してあり、口触りがとても爽やか。それに対して鴨でたっぷり取ったダシはほのかな油分と柚子の風味がベストマッチ。そばメインのお店にあってもおかしくない美味しさにびっくりしてしまいました。

    ■どうやら、はま寿司は麺類のクオリティがめちゃ高い

    調べていくと、他にあさりたっぷりの「磯うどん」(税抜250円)、2本の海老天が乗った「えびの天ぷらそば」(税抜250円)など他の麺類も人気があり、さらに「ねぎま汁」(税抜150円)、「チーズカリカリポテト」(税抜200円)、「なんこつのから揚げ」(税抜200円)の評判がSNSでは若い世代を中心に話題になっていました。

    近年、回転寿司屋のクオリティが高くお値段が安いというコスパ高の傾向にありますが、自分のお気に入りのメニューを見つけたときのお得感は何ものにも変えられないですよね。
    はま寿司に足を運んでみたときは、ぜひチェックしてみてくださいね!

    (文:大路実歩子)

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