3巻まで好評発売中の『紺田照の合法レシピ』(馬田イスケ著)。
以前にもWeb上で非常に話題になっており、第1話に登場する『レンコンのピリッと明太はさみ揚げ』があまりに美味しそうだったのでご紹介しましたが、このところ1巻第3話に登場する『ジューシー渦巻き(ロール)ステーキ』がじわじわ話題になっていました。「やみつきになる」「中毒性高い」「禁断症状が…」など。ざっと調べてみたところ、実際「つくってみた!」という人が多いレシピのようで、あまりに気になったので改めて『紺田照の合法レシピ』に挑戦してみましたよ!
■材料
薄切り肉(牛肉):適量(2人前で250g~300g)
小麦粉(白い粉):適量
塩コショウ:適量
牛脂:ひとかけ
梅肉:梅5つ分
<ソース>
醤油:大さじ2
酒:大さじ1
みりん:大さじ1
すりおろしニンニク:1かけ分
玉ねぎ:大・中1/4個、小1/2個
■つくり方
1:薄切り肉をラップに広げて塩コショウをする。
2:そこに茶漉しで白い粉をふる。
3:2をぎゅっと力を入れつつ細く巻いていき、包丁で2~3cmほどの幅で詰める(切る)。切断面を軽く上から押して形を整える。この時、梅肉を入れても良い。
4:フライパンを熱して牛脂を入れ脂汗もとい、脂を出す。(塊が残る牛脂の場合には一通り汗をかかせたらここで塊を捨ててください)
5:3をまず片面強火で焼きを入れ、こんがり焼き目がついたら裏返して今度は弱火で蓋をしじっくり焼きを入れる。焼き終えたら皿に取る。
6:フライパンにソースの材料を入れて沸騰させ、軽く煮詰めたら火を止めてできあがり!
※レシピの文章表現の一部は筆者が調子に乗って書いているものです。ご容赦ください。
■「口いっぱいにジューシーな肉がなだれ込んで来た!!」
紺田照が作中で「まさか職業柄毛嫌いしている指紋からヒントを得るとは…」と語っている通り、渦巻きステーキはぐるぐるとまるで指紋の渦のようになっています。細切りや薄切りの牛肉も、白い粉で魔法をかけたら……あら不思議。さすがに本物のステーキとまではいきませんが、ボリュームたっぷりでパクパク食べれてしまう、おチビなステーキに早変わりしてくれました! お肉がミルフィーユ状になっているため、それをソースで煮詰めたことからしっとりと軟らかい食感はお子さんも非常に好んで食べてくれそうですよ。
また、紺田照は梅肉を巻き込んだVer.を痛みにくいという理由から明日のお弁当に入れていこうと心の中で呟いていますが、これもまたさっぱりとした酸味がデリシャス。しかも冷めても軟らかく、濃い目の味付けはお弁当にぴったり。同級生の春真希ちゃんも表情をとろけさせて絶賛するほどです。
ステーキを買うにはちょっとしんどい……というときはほんのちょっと手間ではありますが、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
・参考:『紺田照の合法レシピ』(馬田イスケ著)1巻
(貴崎ダリア)