リアル猫がとっても可愛いのは昨今の猫ブームでも明らかです。そして猫型ロボットのドラえもんも猫型と称していながらも猫と程遠いのにその丸っこさで人気を集めています。さてこの二つが合わさると……??

 『うちのコにしたい!羊毛フェルト猫の作り方』 (KADOKAWA)の著者で数々の雑誌などでも羊毛フェルト作品を紹介されている ヒナリさん(@hinalifelt)の作品がツイッターに投稿され、作者自身も『閲覧注意』『一晩おくと見慣れます』というハッシュタグを付けるくらいに見慣れないナニカになってしまっています。これは……知ってるけど知らないナニカだ!


 青く丸い頭と丸い胴体、ピンみたいなしっぽの後ろ姿。箱の中で突っ伏しているその後ろ姿は確実にドラえもん。しかし顔を上げると……リアルな猫顔。あまりにもリアルすぎて「きれいなジャイアンのドラえもん版?」「怖い」「笑った」「イケメンかも」「思わず噴いた」など反応さまざま。筆者は思わず二度見しました。顔がいつもと違うだけでこんなにも違和感スゴイ事になるんですね……閲覧注意のハッシュタグの意味を理解してしまいました。

 細部まできっちりと作り込んであるリアル猫の顔。これがちゃんと猫の耳と猫の胴体が付いていれば普通に猫として認識して受け入れられるのに、同じ『猫』と名乗っているドラえもんの顔と挿げ替えられるだけで誰もが思わず反応してしまうものになるんですね。

 作者のヒナリさんに聞いてみたところ、製作時間は約3時間、製作では「実際のドラえもんの白と青色模様をリアルな猫にどのように落とし込むかというところを少し悩みました」との事。普段はリアル系の作品を作られているという事でなるほど確かに。

 このドラえもん(もどき)、リプライでも欲しいという人も出てきていたりしますが趣味の範囲で作られているので非売品との事。手芸好きなら羊毛フェルトに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。ヒナリさんのインスタグラムではリアル猫の製作動画なども公開しているそうなので、参考になるかと思いますよ。

<記事化協力>
ヒナリさん(@hinalifelt)

(梓川みいな)