小さな子供から大きなお友達まで幅広く愛されているプラレールですが、レールのない場所からレールのある場所へのループ軌道を実現させている動画がツイッターに投稿され話題になっています。

 「レールが足りないので。」というつぶやきとともに投稿した、ごぢさんの動画には一部レールのないプラレールの線路。普通に走らせたらそのまま脱線して走らせている列車がどこかへ行ってしまうと思うのですが……。

 レールの上を走っている新幹線のプラレール、トンネルをくぐって切り替えポイントを通過しそのまままっすぐ行かずにポイントを斜めに進行。その先にはレールがありません。おやおや?と思いながら見守っていると。そのまま新幹線は壁へ。ゴッという音とともに方向を変え壁に沿って走り、そのまま進行方向に待ち受けているレールにオン。見事に一部無軌道区間のループが出来上がっていました。

壁にぶつかって向きを変えた

 これを見た人たちからは「ピタゴラスイッチか」「発想の勝利」「すごい」「天才的」と大絶賛され海外からもこれはすごいといった反応が。手近にあるものを組み合わせてプラレールで遊んでいたという人の反応も。

 この絶妙なコース設計、ごぢさんは「特に何も計算していなかった」との事ですが、息子さんが基本のレイアウトに飽きてしまったため工夫を重ねられた模様。試しに壁沿いにレールを置いてみたら戻ってくることがわかり、エンドレスにしたくていまの形になったそうですが、固定観念にとらわれないこの発想は確かに天才的。ちなみに、新幹線の車両だからちゃんとレールの上に乗っかっていってくれるようです。他の車両では難しかった様子。

 レールがないとあっちこっちいってしまうプラレールですが、これならずっと見てても飽きないかもしれませんね。

<記事化協力>
ごぢさん(@godi3)

(梓川みいな)