高所恐怖症の人にとっては動画だけでも「ひぃぃぃぃぃ」と思わず声が出てしまう、地上300mの断崖絶壁スリル体験アトラクションが、日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪)のてっぺんに登場します。ひぃぃぃぃぃぃ。

 3月7日(水)にオープンする、断崖絶壁スリル体験アトラクション「EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)」は、ハルカス300(展望台)がある地上300mに設けられています。体験できるポイントは、ビル最頂端部、つまりてっぺんの端っこにある吹きっさらしの場所。外周ガラスの上部に新設した、幅約60cm、長さ20mのデッキの上を、命綱を装着して身一つで歩いてスリルを味わってみよう!というアトラクションです。

 オープンに先駆け2月13日(火)から、WEB動画が公開されており、見ているだけでも本気で手に汗握ります……。筆者はいやーな手汗が本気で出てきました。

 超高層ビルの最頂端部ということで、風の勢いも相当なもの。遮るものは無いわけですからね……。ヒューヒューという強い風の音に、なびく髪、さらにギリギリ真下をのぞき込む場面では、もうやめて!!!と、叫ばずにはいられません。動画でこれだけ恐怖が伝わるのですから、現地で見下ろせばさらにその恐怖は倍増するのではないでしょうか。筆者は腰を抜かす自信しかありません……。

 このアトラクションは「屋外で外壁の無い、地上300mを真下に見下ろせる場所でのアトラクションとしては、日本初」(あべのハルカス調べ)だといい、高所が得意な人にとっては貴重な場所から大阪の景色を見渡せるチャンスとなり、高所が苦手な筆者のような人にとっては絶叫もののスリルが味わえることは間違いないでしょう。

 断崖絶壁スリル体験アトラクション「EDGE THE HARUKAS」は、3月7日(水)オープンで営業時間は、10時から18時。料金は年齢にかかわらず1人1000円で、アトラクション参加料および、記念写真1枚(写真データ含む)が込み。そのほかにも別途展望台入場料が必要となります。

 そしてアトラクションの定員は1回5名。利用時間は1回7分なので、オープン初日あたりは多少の待ち時間が予想されます。利用制限は身長145センチ以下、200センチ以上の人は参加できないそうです。なお、小学生以下の場合には18歳以上の保護者が1人につき1人必要とのこと。

 貴重な場所で貴重な体験ができる機会。度胸のある方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、参加費支払後の払い戻しはできないそうです。行く場合には、絶対にやりきるつもりで挑みましょう!

(宮崎美和子)