自作のお菓子作りの定番と言えば、クッキーなどの焼き菓子。クッキーは失敗も少なく誰でも気兼ねなくトライできるものです。しかし、型からとなると……。3Dプリンタで型から自作したというクッキーが話題になりました。

 このクッキーの型を作ったのは、ネットユーザーの“キュアぐれさん”のお嫁さん

嫁「クッキーつくる」
俺「いいね」
~30分後~
俺「これは?」
嫁「クッキーの型作るの。3Dプリンタで。」
俺「(考える人の顔文字)」

 というやり取りと一緒に、PCに向かって何やら図形を画面に表示させているお嫁さんの様子がツイッターに。

 その次の日
「早くクッキーを焼け」と3Dプリンタで白い何かを出力している動画が。どうやらクマさんの様です。

 さらに次の日
「ニッパとヤスリで不要な樹脂の突起を除き、型をとってオリジナルクマのクッキーを焼き上げた嫁氏。 終始『リラックマじぁねえよ』とぼやきながら作業してた。」

 という、一連の流れとともに、出来上がったクマの抜き型と焼き上がったクッキーたちが。

 オリジナルのクマさんキャラクターを作って、それをクッキーにしたかった模様。なお、ここまでの手順をキュアぐれさんは、「1. イラレでクマのベジェ曲線起こす(↑のイラストです) 2. CAD(Fusion 360利用)でインポート 3. 「押し出し」とか「シェル」機能等を使うとそれっぽい形になる 4. STLファイルにエクスポートして印刷 という流れとのこと。ググると情報豊富で簡単らしいのでレッツチャレンジ」と、情報豊富で簡単って……。これも一種の“バズレシピ”になるのかもしれませんが、そっち系の人間じゃないと分からないと思う……。

 一体お嫁さんの正体は何物何だろう、という気持ちを押さえつつ、リプライを見てみると、「なるほど、『クッキー作るの』を作ってるのか。」「TOKIO思考の嫁さんか…」「型から始める発想はなかったです…」などなど。しかし、「実は3Dプリンタでクッキー型作っちゃう人はいっぱいいまして」という反応もあり、世の中同じ様な事をやる人もいるものなんだなぁと思わずにはいられませんでした。

 ちなみに、家庭用の3Dプリンタは安いものだと3~4万から、高くて15万程度と幅広くあるようです。最近の技術は家庭でも簡単に扱えるようになったみたいですね……。

<記事化協力>
キュアぐれさん(@grethlen)

(梓川みいな)