4月25日、TAKAYUKI YAMADAさん(Vo.)、GO AYANOさん(Gt.)、ASAHI UCHIDAさん(Syn.)の3人によるバンド「THE XXXXXX(ザ・シックス)」の1stワンマンライブ「MUSIC EXISTENCE」が、EX THEATER ROPPONGIで開催されたので取材に行ってきました。
「THE XXXXXX(ザ・シックス)」は、俳優の山田孝之さん、綾野剛さん、内田朝陽さんの3人によるバンド。2018年11月30日に1stシングル「Seeds」を、 12月21日には2ndシングル「Zealot」を配信。いずれの楽曲も、作詞・作曲・編曲は山田さん、綾野さん、内田さんの3人による合作となっています。
そんな3人の1stワンマンライブ「MUSIC EXISTENCE」に行ってきたのですが、開場の時間にEX THEATER ROPPONGIに着くと、やはりもうたくさんのお客さんがつめかけていて、注目度の高さがうかがえました。
筆者は2階席だったのですが、1階のフロアはもうおしくらまんじゅう状態で、お客さんはライブの始まりを、まだかまだかと待っていました。そんなお客さんの気持ちを焦らすように、開演時間の15分を過ぎてもライブは始まらず、20分くらいにようやく3人が姿を現すと、今まで溜まっていた思いが一気に爆発し、1曲目の「seeds」からお客さんのボルテージは最高潮に……!
<セットリスト>
1.seeds
2.horizon bloom
3.second hand
4.zealot
5.チート
6.amber 1800
7.tut-tut
8.冷静に暴れていこうか
9.deep breath
10.end starter
1曲目が終わると、山田さんのトークが展開されたのですが、「異常なテンションですね」と会場の盛り上がりに驚いているようでした。そして、お客さんに「楽しいですか?」と聞き、「イェー!!」と盛り上がるお客さんに、山田さんも「こっちも楽しいよ!!」と返し、さらに会場はハイテンションに!綾野さんも「人生、何があるかわかんないですね。生きてて一番楽しいです」とコメント。
山田さんは「何か話すことあったっけ?」と、トーク部分で話すことを何も決めてなかった様子でしたが、「すごいテキーラいっぱい飲んできたから、無駄な小話とかだったら50分くらいできる」と話し、会場の笑いを誘っていました。しかし、「小話して!」とお客さんが反応すると、「そんなにしたら、あと2曲くらいしかできないよ?」と話し、またお客さんを笑わせていました。
また、9曲目の「deep breath」の前には、4月5日に配信した1stアルバム「THE XXXXXX」に、当初は「deep breath」も収録される予定だったけど、本当に思い入れが強かったため、ライブに来てくれるお客さんに聴かせたいと考え、アルバムからは抜いたというエピソードも披露。さらに前日に行われた昼公演では「入りすぎて、子供のように泣いてしまった」と話し、「CDだと上手く(歌えているので)」と、会場で販売しているCDの方を聴いて下さいとお願いする場面も……。ただ、今回は「テキーラ飲んだし、大丈夫だと思う」と話し、歌い始めていました。
本当に1stワンマンライブとは思えないほど、盛り上がっていた今回の「MUSIC EXISTENCE」。最後の曲「end starter」が終わり、3人が舞台を降りてしばらく経っても、お客さんはなかなか帰ろうとしませんでした。会場のアナウンスでようやく帰り始めましたが、それくらいもっと3人のパフォーマンスを見ていたかったし、それは筆者も同じでした。これから3人がどのような活動を展開していくのか?注目していきたいですね。
なお、このワンマンライブの模様は、6月16日20:30より WOWOWライブにて独占放送されます。ライブを中心に、ライブ当日のドキュメント映像や、この日に至るまでのリハーサル風景、3人のインタビューなども放送予定です。
取材協力:「THE XXXXXX」広報
(取材:佐藤圭亮)