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どれくらいわかる?インターネット老人会歓喜なネットスラングがLINEスタンプに

 SNS全盛となり、流行語の周期が早いと数週間で変わってしまう今日この頃。ちょっと前に流行った表現も、あっという間に「何それ」状態になることも。そんな移り変わりの激しいネットスラングの歴史をLINEスタンプ化した作品が注目を集めています。

  •  この「時代を彩ったネットスラング」を作ったのは、歌い手としても活躍されているosiosさん。いわゆる「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」全盛期の2000年代初頭から、割と最近のものまでが筆文字で表現されています。

     ラインナップを見てみると、2ちゃんねるなどの掲示板(BBS)全盛期では、スレッド(話題)の書き込み数が多くて流れを追いきれず、後からスレッドに参加した人が、これまでの流れを教えて欲しい……という時に使っていた「今北産業(今来たので、これまでの流れをざっくり3行で教えて)」とか、面白そうな書き込みの予告をワクワクして待つ「wktk(ワクテカ)」など。

     また、文字を使って絵のような表現をするAA(アスキーアート)系では、手を振っているように見える「ノシ(本来は1バイト文字の半角カナですが、配信先での文字化けを防ぐため2バイト文字の全角カタカナを使用しています)」、待望のものを歓迎する「キターー(°∀°)ーー!!」などなど。

     ほかにも「ありえん良さみが深いw」といった、SNS時代になってから流行した「〇〇み」という表現もあります。ここ20年弱で、様々なネットスラングが生まれ、死語となっていったことを改めて感じますね。

     osiosさんが自身のTwitterで「インターネット老人会の皆さん、お待たせしました。2ちゃん全盛期からつい最近まで、各時代で流行ったネットスラングをLINEスタンプにしました!!無駄に全部手書きしました。いっぱい使って懐かしんだりしなかったりしてください!!よろしくオナシャス!!」とツイートすると、たちまちのうちに多くのリツイートとともに、リプが寄せられました。

     リプの中には「これを入れて欲しい」というリクエストも。例えば、動揺してキーボードの上を指が滑った……ということを示す「くぁwせdrftgyふじこlp」とか「夢がひろがりんぐ」など。「夢がひろがりんぐ」は、最後まで入れるかどうか悩んだので、もし次を作る時があれば入れると思うとのことです。個人的には「じわるw」とかあってもいいかもしれませんね。

     インターネット老人会の人はもちろん、知らない人でも使ってみると、年齢を超えた交流ができるかもですよ。ただし、人によっては黒歴史のフタを開けてしまうこともあるようなので、使う相手はよく見きわめた方が良さそうです。

    <記事化協力>
    osiosさん

    (咲村珠樹)

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