おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

つまようじ屋の「非接触棒」に詰め替え用「おかわり」登場 さぁもっともっとつつくがよい!

 大阪の老舗つまようじ屋・菊水産業株式会社(大阪府河内長野市)が、つまようじになれなかった木材を再利用して作った「つまようじ屋の非接触棒」。エレベーターのボタンなどからの接触感染予防に役立てようと2020年4月28日に発売され、価格も567(コロナ)に1円勝つで568円(税抜)という意気込みでも話題になりました。

 その「つまようじ屋の非接触棒」の詰め替えタイプが6月25日に発売されています。商品名はズバリ「つまようじ屋の非接触棒 おかわり」。約200本入りが2袋(計約400本)セットで価格は950円(税込)。キャッチコピーは「さぁ もっともっとつつくがよい!」です。

  •  ちなみに「おかわり」は中身のみの販売なので、「つまようじ屋の非接触棒」についている専用容器と、ほかす用の容器(使用済み入れ)はついていません。持っていない人向けには、「つまようじ屋の非接触棒」と「おかわり」がセットになった「つまようじ屋の非接触棒 おかわり付き」も販売されています。価格は1100円(税込)。商品はいずれも菊水産業のオンラインショップで販売されています。

     「つまようじ屋の非接触棒」は、4月に発売されましたが、「さぁ 思う存分つつくがよい」というキャッチコピーやコロナに1円勝つという価格設定がうけ、様々なメディアで取り上げられ4000個を超えるヒット商品となりました。そこで購入者から「詰め替え用がほしい」声もよせられるようになり、今回の「おかわり」を企画したとのこと。

     なお、「つまようじ屋の非接触棒」を作っている菊水産業株式会社は、1960年創業の老舗つまようじ屋。昔ながらの純国産楊枝にこだわり、溝の入った国産つまようじ(こけし楊枝)を国内で作っている数少ない2社のうちの1社です。

     今回の非接触棒の素材として利用されているのは、そのつまようじの材料である北海道産の白樺材。湿気てしまい、つまようじになれなかったものを再利用し、先端をとがらせない形で販売しています。サイズは約7.5cm。使用後は燃えるゴミとして出すことが可能です。


    情報提供:菊水産業株式会社

    あわせて読みたい関連記事
  • 春巻きの皮で折り鶴制作 そのまま揚げる大胆アレンジにびっくり
    インターネット, おもしろ

    春巻きの皮で折り鶴制作 そのまま揚げる大胆アレンジにびっくり

  • 「クリームソーダみたいなオムライス」が爆誕 インパクト抜群の喫茶店風アレンジ
    インターネット, おもしろ

    「クリームソーダみたいなオムライス」が爆誕 インパクト抜群の喫茶店風アレンジ

  • 菊水産業「お菊社長」なりすましに接触 ウザ絡みして目的を探ってみた
    インターネット, おもしろ

    菊水産業「お菊社長」なりすましに接触 ウザ絡みして目的を探ってみた

  • アップルペンシルの「お墓」誕生 16本の墓標が示す「努力の可視化」
    インターネット, びっくり・驚き

    アップルペンシルの「お墓」誕生 ペン先16本の墓標が示す「努力の可視化」

  • 国立市で「日本一周」!?ランニングルートで描かれた壮大なGPSアート
    インターネット, おもしろ

    国立市で「日本一周」!?ランニングルートで描かれた壮大なGPSアート

  • 地上へ向かう階段
    ゲーム, ニュース・話題

    「8番出口」モデルは大阪の地下通路? ファン注目の大阪天満宮駅を探索

  • ワクチン誤情報で命が失われた? 東京大学などが明らかにした「もしも」の世界(画像:PhotoAC)
    社会, 雑学

    ワクチン誤情報で命が失われた? 東京大学などが明らかにした「もしも」の世界

  • 万博記念公園のお知らせ
    社会, 経済

    万博記念公園、「大阪・関西万博」との混同に注意喚起 誤来園者が増加

  • 入口はプリクラ機の中?! 梅田HEP FIVEの隠れバー「JANAI GAMES」に行ってみた
    企業・サービス, 経済

    入口はプリ機の中!?梅田HEP FIVEの隠れバー「JANAI GAMES」が非…

  • 文字通り「精神がすり減る」ユニークな消しゴム 使い続けると「神」に
    インターネット, おもしろ

    文字通り「精神がすり減る」ユニークな消しゴム 使い続けると「神」に

  • おたくま編集部Editor

    記事一覧

    おたくま経済新聞・編集部による監修or執筆

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

  • 松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み
    エンタメ, 芸能人

    松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み…

  • 悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

  • 11月17日からの平日限定で、「かっぱの挑戦 感謝祭」をスタート
    イベント・キャンペーン, 経済

    かっぱ寿司、おにぎりとかけうどんが平日限定で各82円に 「かっぱの挑戦 感謝祭」…

  • 「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる
    エンタメ, 映画

    「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる

  • ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設
    企業・サービス, 経済

    ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

      「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

      小学館「週刊少年サンデー」で連載中の漫画「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」の作者・壱原ちぐささんが11月18日18時、新たな投稿を…
    2. 松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み

      松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み

      俳優の松山ケンイチさんが11月17日、自身のXアカウント「松山ケンイチ(@K_Matsuyama2023)」でユーモア企画「誰も傷つけない悪…
    3. 悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

      悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

      小学館「週刊少年サンデー」で連載中の漫画「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」の作者・壱原ちぐささんが11月17日、作品の掲載順に関す…
    4. 今年もやってきた“本番環境の事故録” Qiitaの「やらかしアドベントカレンダー2025」開幕

      本番環境などでの失敗談が集結 Qiitaの「やらかしアドベントカレンダー2025」開幕

      稼働中のサーバーでの作業ミスによるトラブルの顛末をつづる「本番環境などでやらかしちゃった人 Advent Calendar 2025」が12…
    5. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト