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冬ならではの自然遊び「氷アート」 親から子へ受け継がれる寒い日を楽しむ工夫

 列島を襲った大寒波により、多くの地域で積雪を記録するなど、まさに冬将軍到来の日本。

 除雪作業に追われている地域がある一方で、この季節ならではの「遊び」もまたSNS上で話題となるのですが、その風景を投稿したつぶやきが、Twitterで大きな反響となっています。

  •  「昨夜から子供たちと仕込んだ綺麗な氷ができた(星の絵文字)」

     そんなつぶやきとともに紹介されたのは、平面状のなんだかアーティスティックな氷。赤い木の実に、黄色い花、さらに青い毛糸や葉っぱが散りばめられていています。

     投稿したたらこまさんは、関西在住で、6歳の息子さんと3歳の娘さんと暮らす専業主婦の方。兵庫県と京都府の日本海側を除けば、さほど積雪量がない関西という土地柄もあり、これまで雪や氷にあまりなじみのない生活を送ってきました。

     「なので、子供のころから水が凍るほどの日って特別な日なんです」と語るたらこまさんですが、そんな「一大イベント」の“開催日”には、決まってとある「遊び」をしていたんだそう。

     「母がバケツに水を張って、そこに葉っぱや花などの好きなものを入れて、凍らせる遊びをさせてくれたんです。それが大好きで、今回の寒波でも『ぜひ子供たちへ!』と思い作ったものなんですよ」

     そう幼少期の思い出とともに、経緯を語ってくれたたらこまさん。今回は「早く凍るかなと思い」調理用のアルミ製バットを用いて、青い毛糸は息子さん、赤い実と葉っぱは娘さん、そして黄色い花はたらこまさん自身が用意して、前日の夜から制作。翌日完成したそれをTwitterに投稿したところ、大きな反響が。

     リプライ(反応)欄では、「素敵!」「綺麗ですね」「こういう遊び心持っている人本当に尊敬します」「冬季限定アート」と、多くの方が共感。3万近いいいねが寄せられ、大きな反響となりました。

     余談ですが、筆者もたらこまさんと同じく、積雪量の少ない関西出身。なので、たらこまさん同様、冬といえば、路面に張った氷を見てはよく遊んでいました。

     ひょっとしたら、そんな童心に返った方に、親から子へと伝わる家族の温かみもあって、大きな反響となったかもしれませんね。

    <記事化協力>
    たらこまさん(@tara_coma)

    (向山純平)

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