家族や友人にも話せない悩みを、いよいよ“芸能人”に相談出来る時代がやってきました。
4月15日に「なんだろう、一人で悩まないで児嶋に相談してもらっていいですか?」というタイトルで公開されたお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋さんによるYouTube動画。かねてからその共感力の高さで支持を集める児嶋さんが、視聴者から寄せられたお悩み相談に真摯に答える様子が話題となっています。
2020年7月より自身のYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」に動画投稿をはじめ、今やチャンネル登録者が90万人に届こうとしている児嶋さん。
これまでにも「地雷系メイク」や「踊ってみた」などさまざまなカルチャーに触れ、そのたび全力で楽しんだり、その界隈に対する深い理解を示したりする姿勢が“共感力高すぎる”と反響を呼んできました。
そしてこのたび公開された、視聴者のお悩みに答えるという企画。
概要欄では「『俺になんか相談して役立つのかな、、』と児嶋さんはいいますが、児嶋さんがちゃんと考えて答えてくれるってだけで僕だったら嬉しいのでいいと思いました。本当は30個くらいお悩み聞こうと準備したのに、7個しか撮れなかったくらい一つ一つめっちゃ考えて答える児嶋さんです」とスタッフが胸中を吐露。温かな児嶋さんの人間性を再評価しました。
Twitterで募集したという1つ目のお悩みは、「児嶋さんと同世代(40代)のファンだけど、SNSで繋がった若い児嶋さんファンに年齢を明かすのが恥ずかしい…」と悩む女性からの相談。児嶋さんは「なるほどこういうパターンの悩みがあるんだ、悩むよね」と共感を寄せ、具体的なシチュエーションまで想定。その上で、確かに驚きはあるかもねと優しく肯定しつつ、「でも年齢を言ってもうあなたと話しませんっていう人はいないと思う。逆に人気者になるかも」とポジティブに回答。かなりの長文を寄せた相談者に対し「隠してることで本人が苦しそうだから」と気遣ってみせました。
続いて、「賞を獲ったことで絵を描くことが仕事になったものの、本当に自分がやりたいことはなんなのか分からなくなってしまった」というお悩みにはまず「賞獲ったんだね、すごいね」と前置きした上で「辞めても絶対このことが一生気になるからやった方がいいでしょうね」と断言。でも大変なんだね、と相談者の苦労に共感しながら、自身もバラエティ番組に出るためにネタを直していたことなどを打ち明けました。
そして最後のお悩みはなんと同じ“こじま”さんからの相談。内容は「おおしまさん!と言われて頑張ってこじまだよ!と返すも微妙な空気になるので、いい感じになるアドバイスください」というもので、これには児嶋さんも「な~んかやり方間違ってんだよ」とドヤ顔。しかし即座に「でも、これは俺もよく俺もミスる」と同じ目線に立ち、力が入りすぎても抜けすぎてもダメ、児嶋だよ!のデリケートな部分であるとフォロー。最終的には「色々なトーンを試してみて、それでもダメならキャラに合ってない可能性がある。やめた方がいいこじまさんもいるから」と笑いを誘いました。
この約20分にわたる動画は約4万回再生を記録しており(記事執筆時)、コメント欄では相談者と同じ境遇の視聴者から重ねてアドバイスが送られるほか、「人と接する際の勉強になります」といった温かなコメントが数多く寄せられています。
<参考・引用>
児嶋一哉さん公式YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」
※画像は児嶋一哉さん公式YouTubeチャンネルのスクリーンショットです。
※初出時、一部で児嶋さんの嶋の表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
(Shima)