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ダンボール作品を作り続けて10年 ダンボール女子・大野萌菜美

 仕事でも趣味でも、1つの事を10年続けるというのは並大抵の事ではありません。「ダンボールを愛し、ダンボールに愛された女」と言っても過言ではないダンボール女子の大野萌菜美さんが、ダンボールで作品を作り続けて10年になったことを自身のTwitterで報告しました。

  •  「7月で10年!」とTwitterに投稿した大野さん。「次の10年も作れているようにがんばろう!」と意気込みを語っていました。そして、添付されていた写真には自作した戦車のようなダンボール作品に入り、ガンタンク状態になっている大野さんの姿が写っていました。ダンボール愛がこちらにも伝わってきますね。

     大野さんがダンボールで作品作りをするようになったのは大学の頃。欲しいモノがいっぱいあったけど買えなかったため、「ダンボールで作ろう!」と思い立ったのだとか。それもまた凄い発想だ……。

     以来ダンボールで作品を作り続けており、今では全部で150作品くらいあるそうです。ダンボールの魅力について「大事なモノを保護するための箱なのに、濡れただけでダメになってしまうところが、はかなくて可愛い」と語る大野さん。たしかに、そう言われてみるとダンボールもはかなく感じてきますね。

     ちなみに写真の戦車のようなダンボール作品ですが、広告スタジオからの注文で急がされて、なんと半日で完成させてしまったとのこと。これだけのクオリティーの作品が半日で出来てしまうなんて、本当に凄いですね。

     そして先日は、ジブリ美術館の屋上に展示してある「壊れて動かなくなったロボット兵」を、ダンボールで作ったという大野さん。今後も「壊れてしまった機械や兵器」などを作っていきたいと話していました。これからのダンボール作品も期待できそうです。

    <記事化協力>
    大野萌菜美さん(@mbrid02)

    (佐藤圭亮)

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