四季が特徴的な日本の気候ですが、一方で季節特有の現象に悩まされる方も多くいます。

 Twitterユーザーの電子計算機の沼さんは、それを「働けない理由」として表現しました。

1月 寒くて働けない
2月 寒くて働けない
3月 スギ花粉で働けない
4月 スギとヒノキ花粉で働けない
5月 GWとイネ花粉で働けない
6月 梅雨と低気圧で働けない
7月 暑くて働けない
8月 暑くて働けない
9月 ブタクサ花粉で働けない
10月 働ける
11月 寒くて働けない
12月 寒くて働けない

 月別に働けない理由を、こう述べた電子計算機の沼さん。日本特有の「季節行事」に悩まされる内容となっています。

 本稿執筆時点(3月25日)を含む、3月~5月と9月には、それぞれで猛威をふるう「花粉」が原因。確かに花粉症持ちの方にとっては、この時期の出退社は億劫。雨が文字通りの「恵みの雨」と感じるものです。「働けない」という結論でも致し方なくあります。

 多くの方が、つい最近まで実感していたであろう「寒さ」に関しても、11月~2月にかけ挙げられています。この時期は、起床時に布団から中々出れませんからね。

 反対に夏真っ盛りの7月~8月は、「暑さ」が理由になっています。毎年夏バテや熱中症が一種の社会問題化していますし、この期間は、夏休みを謳歌している子どもたちを多く見かけます。童心に返って働けない感情に至るのも分かる気がします。

 その直前の6月は、「梅雨」に加えて「低気圧」を原因しています。じめっとした気候は、体力をじわじわ削がれてしまいますからね。これもまた納得の理由です。

 というわけで、1年のうちで唯一稼働できるのは「10月」のみという結論に至った電子計算機の沼さんですが、本当にそのように働いているわけではありません。ちなみに普段は、都内のIT系ベンチャー企業にて、物理シミュレーションのためのソフトウェア開発に従事されています。

 「元々年中花粉症やアレルギーに悩まされる体質で、その嘆きを込めての投稿だったんです。本当に働けないわけではないですよ」

 しかしこの投稿には、筆者を含めた多くのユーザーが共感しました。何かしらの理由を添えて、「10月も働けませんよ」なんていう声も。3万を超えるいいねが寄せられています。

 「こんなにバズるとは思っていませんでした。正直言えば、普段作っているソフトウェア関連のツイートがバズって欲しいというのが本音ですね……(笑)」

 一連の反響について振り返る電子計算機の沼さん。皆さん今日もお仕事頑張ってください。

<記事化協力>
電子計算機の沼さん(@Hishinuma_t)

(向山純平)