「ワンちゃんにビニール袋を被せるなんて!」と一瞬ドキッとしてしまう動画がTwitterにアップされています。
動画を再生すると本物のワンちゃんではなく、羊毛フェルトで制作された作品だとわかるのですが、まるで生きているかのような完成度の高さにさらにびっくり。制作者のわたわたペット@中の人さん(以下、わたわたペットさん)に話を聞きました。
わたわたペットさんの作品のほとんどには、モデルが存在します。今回の作品も、愛犬を亡くした人から依頼を受けて制作されたものとのこと。
先日栃木県から宮崎県へと引っ越しを行う際、頭部だけ出来上がっていたため、一時的にビニールをかけて移動したそうなのですが、本物と見間違えてしまった人は私だけではないようで……。開封のようすを撮った今回の動画には、「本物かと思いました」、「びっくりしました」などの声が寄せられています。
自身のペットを亡くしたことをきっかけに、モデルのいる羊毛フェルト作品を作り始めたというわたわたペットさん。はじめてから7年ほどがたつといい、オーダーを受ける時には、その子の性格や好きな物なども聞いているとのこと。
制作時には、外見だけでなく内面の部分も受け止めて、表情を大切にしながらカタチにしているそうです。自身がペットロスになった経験もふまえ、「オーナー様にうちの子だと感じて頂ける事が何より嬉しいです」と語っています。
わたわたペットの分身の術
トイプードルちゃんの 体作り始めます
引っ越し中 ビニールかけてて
ごめんね。。。さぁ ママに会うため 一緒に頑張ろうね#トイプー #羊毛フェルト #メモリアルグッズ #ずーっと一緒 pic.twitter.com/1fFYGz8ke0
— わたわたペット@中の人 (@watawata_pets) April 18, 2023
<記事化協力>
わたわたペット@中の人さん(@watawata_pets)
(一柳ひとみ)