X(Twitter)ユーザー「深海マザー」さんが、飼育していたキアゲハが「越冬モードに入っていたキアゲハが蛹から出てきてしまった!」と報告しています。これは一大事……!

 普段は深海グッズの企画デザイン製作を行っている「深海マザー」さん。キアゲハの飼育は趣味で行っており、庭で栽培していたパセリの下部に産み付けられていた卵が次々孵化したことがきっかけだったそう。

 当時は10月下旬ごろで、「もう寒くて死んでしまうだろう」と、キアゲハたちの命を危惧した深海マザーさんは、15匹の幼虫をパセリの株ごと鉢植えにして、屋内で飼育を始めました。

サナギになったキアゲハ

 キアゲハは日が短い寒い時期なると、サナギになり越冬の準備をします。深海マザーさん宅の幼虫らも次々とサナギに姿を変え、ホッと一安心していたところ、12月9日にそのうち1匹が突然羽化しているのを発見。

 この状況を目撃した際を、「絶望が爆発したような気分でした」と振り返っていますが、すぐさま寿命を全うさせねば、という思いに切り替えた深海マザーさん。投稿に寄せられたアドバイスを元に餌を作り与えてみると、無事手元で食べてくれて、ひとまず事なきを得たようです。

無事に餌を食べてくれたようです

 一般的にキアゲハの寿命は2、3週間。長くても1、2か月ほどと言われています。このキアゲハさんにはなんとか一日でも長く、生きてほしいものですね。

【訂正】
初出時、キアゲハが羽化した理由について「暖冬」と説明しておりましたが、正しくは「日長」でした。訂正してお詫びいたします。
また、訂正にあわせて記事中一部の表現も変更いたしました。

<記事化協力>
深海マザーさん(@deepseaMOTHER

(山口弘剛)