古くからおこなわれている占いの一種、「コックリさん」。それにまつわるエピソードに「娘を持つ全パパが共感できる」と、Xで話題になっています。
■ 娘さんの質問にひどく動揺するコックリさん
投稿主は外科医の月岡祐介さん。7歳の娘さん、5歳の息子さんと共にコックリさんをすることになったそうですが、「怖いからパパ1人でやって」と言われ、月岡さんだけが硬貨に指を置くことに。
続けて、コックリさんに聞いてみたいことを募集したところ、娘さんの口から飛び出したのは「私は何歳になったら彼氏が出来ますか?」という質問。将来に憧れを抱く年頃の娘さんらしい質問ではありますが……月岡さんとしてはたまったものではありません。
コックリさん(父)はひどく動揺した様子で固まり、意を決して示した答えは、なんと「68歳」。だいぶ遅めの年齢には、様々な葛藤があったことでしょう。
■ 「男親として少し寂しい気持ちもあった」 コックリさんへの同情の声が多数
当時の状況について、月岡さんに話をうかがうと、コックリさんをやったのは今回が初めてのこと。どうやらYouTubeでその存在を知った娘さんが、興味本位で遊んでみることを提案してきた……という流れだったそうです。
問題の質問は、コックリさんを開始して最初に出たもので、聞いた瞬間に月岡さんはびっくり。「ダメと言うのもいけないし、かといって、男親として少し寂しい気持ちもあった」という思いから導き出された68歳という答えは、”寂しい気持ち”のほうがだいぶまさってしまったようですね。
これを聞いた娘さんは「えっ!うそっ!?」と驚きを隠せなかったようですが、続く「私は何歳まで生きますか?」の質問に対して「987歳」という回答が示されると、「じゃあ、まあいいか……」と納得しているようなしていないような、絶妙な反応だったそう。
全体で見れば、68歳はだいぶ若いうちになりますが……それにしても987歳の寿命とは。コックリさんもだいぶ混乱していたみたいです。
投稿には「コックリさん、涙拭いて」「お父さんの複雑な気持ちが伝わります」と、同情の声が多数。おそらく多くのパパが、明日は我が身と、怪談とは異なる意味の危険を察知したのではないでしょうか。
子供達に「怖いからパパ1人でコックリさんやって」と言われたのでやりました。
質問を募集したら、娘(7)が「私は何歳になったら彼氏が出来ますか?」と聞いてきました。コックリさんはひどく動揺した様子で固まり、意を決して「68歳」とお示しになりました。コックリさんは今日は眠れません。 pic.twitter.com/yMdRRlANLd— 月岡祐介 心臓外科 (@TsukiokaYusuke) January 16, 2024
<記事化協力>
月岡祐介 心臓外科さん(@TsukiokaYusuke)
(山口弘剛)