海外生活が長くなると、気づかないうちにその国の習慣が身についてしまうものです。
アメリカに10年暮らしているXユーザーの「Dr.Cat」さんも、まさにその一人。久しぶりに日本を訪れ、ミスタードーナツでドーナツを食べたとき、思いがけない“恐怖体験”をしたといいます。
Dr.CatさんがXに「めっちゃ怖い体験した」という書き出しで投稿したのは、下記のエピソード。
「めっちゃ怖い体験した。アメリカに長く住むとこうなっちゃうんだって、怖くて震えた。それでは聞いてください。
ミスドのドーナツに甘さが足りない」
この日、1年ぶりに日本のミスドでドーナツを食べたというDr.Catさん。抹茶系のポンデリング2種類と、エンゼルフレンチを選んだといいます。どれも日本人的にはしっかり甘いドーナツで、特にエンゼルフレンチはチョコとホイップクリームが入っており、字面だけでも甘さを感じます。
しかしDr.Catさんは「一口目で甘くないと思いました」と衝撃の結果を告白。「気のせいかと思って食べ進めても、どのドーナツも甘くなくてびっくりしました」と続けます。
アメリカで暮らす中、現地のスイーツは「自分には甘すぎる」と感じていたというDr.Catさん。だからこそ、日本のスイーツのほどよい甘さが美味しく感じられていたのですが――。そんな自分の身体に、まさかの変化が起きていたことに気づき、思わず驚きを隠せなかったようです。
「いつの間にか日本の控えめな甘さでは満足できない体になってしまったのかと衝撃でした」(Dr.Catさん)
アメリカのドーナツは、日本では比較的甘さ控えめな商品である「オールドファッション」でさえ、シロップをたっぷりとかけて食べるそう。美味しそう……だけども……!
シロップがけオールドファッションのほか、衝撃を受けたアメリカのスイーツについてうかがってみると、こんな答えが返ってきました。
・溶け切ってないお砂糖の粒をじゃりじゃりと感じるフロスティングののったカップケーキ
・激甘チョコレートの中に激甘ピーナッツバターを詰めたピーナッツバターカップ
・レストランで出てくる一切れ1000kcalを超える食後のチーズケーキ
想像するだけで口の中が甘くなってきますが、特に衝撃的なのが3つ目。食後に出てくる1000kcal超えのチーズケーキ。しかも一切れ!!ちなみにラーメン二郎の小ラーメンが推定1500kcalだそう。もはや「甘い」を通り越して「怖い」の域です。
日本人ならひと口でギブアップしそうなほど甘みが強烈なスイーツがたくさんあるというアメリカ。
最後にDr.Catさんに「アメリカのドーナツと日本のドーナツ、どちらが好きですか?」と聞いてみたところ、こう返ってきました。
「総合的には日本のドーナツの方が好きです。口当たりが軽いので色々な種類を3〜4個ペロッと食べられるのもいいですよね」(Dr.Catさん)
でも、ちょっと待ってください。日本のミスタードーナツとはいえ、ドーナツを3〜4個ペロリと平らげてしまうなんて……もしかして、胃袋までアメリカナイズされてしまっているのでは?
あらためて、凄まじい国です。
めっちゃ怖い体験した。アメリカに長く住むとこうなっちゃうんだって、怖くて震えた。それでは聞いてください。
ミスドのドーナツに甘さが足りない
— Dr. Cat (@dramerica88) April 8, 2025
いやみんなドーナツ好きすぎやん?アメリカで買えるドーナツ↓に置いとくわ。大きさ比較でいくと、コーヒーカップは450cc入る。 pic.twitter.com/Nt0xPp0WsG
— Dr. Cat (@dramerica88) April 8, 2025
<記事化協力>
「Dr. Cat」さん(@dramerica88)
(ヨシクラミク)