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キャラ設定をでっちあげろ!架空マンガで盛り上がる「妄想プロフィール」爆誕

 ありもしないマンガについて妄想を広げて語り合う異色のボードゲーム「妄想プロフィール」が、アナログゲーム制作団体「ゲーム工房カコムタク」より5月17日に発売されます。

 発売初日は、5月17日・18日に行われる「ゲームマーケット2025春」(幕張メッセ)で先行販売され、5月19日からは全国の小売店およびAmazonでも販売される予定です。

  •  「妄想プロフィール」は、2023年にテレビ番組やYouTubeで注目を集め、インディーズながら累計1万部を超えるヒットとなった「偏見プロフィール」の続編。今回は舞台を現実の人物から二次元キャラクターに移し、より幅広い層が共感できる内容に仕上げられています。

     プレイヤーは、用意されたキャラクターカードのイラストを見て、必殺技や主人公との関係、決めゼリフなどのキャラクター設定を自由に妄想して発表。その内容をヒントに親プレイヤーが正解のキャラクターを当てるという、おしゃべり中心のパーティーゲームとなっています。

    ルール

     プレイ中には「こういうキャラにはこういう展開があるよね」といった“マンガあるある”トークが自然と巻き起こり、まるで存在しているマンガの世界を語り合っているような、不思議な一体感が生まれやすくなるのが特徴です。

     妄想対象となるキャラクターカードには、マンガ家やインフルエンサーなど11名が描き下ろしたイラストが採用されています。「ゾワワの神様」のうえはらけいた氏、「スローモーションをもう一度」の加納梨衣氏、フォロワー数138万人を誇るインフルエンサー・カマたく氏、Xで話題となっている「存在しない漫画の1コマbot」氏など、豪華なクリエイターが集結。

    キャラクターカード

    参加クリエイター

     少年マンガ風、少女マンガ風、スポ根、育児4コマ風など、ジャンルの異なる多彩なキャラクターで、参加者の妄想をはかどらせます。

     また、カードとルールブックは日英2か国語に対応しており、訪日外国人が日本のマンガ文化を楽しめるお土産としても手に取りやすい仕様となっています。

     本作を手がけた「ゲーム工房カコムタク」は、2022年に大阪府枚方市出身の中学同級生を中心に結成されたアナログゲーム制作団体で、メンバーは役者、テレビディレクター、デザイナーなど本業もさまざま。

     「君の仲間は、まだまだオモロい」をコンセプトに、笑いを共有できるパーティーゲームを展開しており、これまでに手がけた4作品はすべてテレビ番組でも取り上げられるなど、高い注目を集めています。

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