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月刊ムー7月号に反響「様式美すぎる」 日本壊滅予言と次号予告が共存

update:

 「日本唯一のスーパーミステリーマガジン」として知られる「月刊ムー」公式Xアカウントが、6月9日に最新号となる2025年7月号の告知を行いました。

 なんでも、2025年7月5日に日本を壊滅させるほどの大災難が予言されており、これに対する「最終警告」が特集となっているようですが、一方でしっかり次号予告や定期購読の案内までされているもよう。これぞムーのお家芸……!

  •  「月刊ムー」の公式サイトによると、大災難の正体は大津波とのこと。もしもこれが本当に的中すれば、甚大な被害が予想されます。「予言は回避できないものなのか。さまざまな証言をもとに積み上げられた、2025年終末予言の可能性と真実が、ここにある!」と言いますが……。

     2025年7月5日という日付を見て、もしかするとピンときた方もいるかもしれません。実はとある漫画の中で、この日に重大な災害が起きると予告されており、これを信じた一部の方がSNSで投稿を行うことで、外国人観光客の予約がキャンセル、または延期されるなどの事態が相次いでいました。

     これをトップの見出しに据え、総力特集ということですから、月刊ムーも来たるべきその日に向けて最後の警告を行うつもりなのでしょう。しかし、巻末の目次には「次号予告」「定期購読」の文字も。どうやら7月以降も刊行を継続する気満々であるようです。

     この公式Xの投稿には、「これぞ様式美」「さすが、ブレてない」といった愛のあるツッコミが続々。陰謀論と言ってしまえばそれまでですが、それだけでは片づけられない、月刊ムーが多くの読者から長く愛されている理由が、投稿から垣間見えた気がします。

    <参考・引用>
    月刊ムー公式(@mu_gekkan
    月刊ムー公式HP「<新刊>総力特集 最終警告!! 2025年7月 日本壊滅の大災難予言!/ムー2025年7月号のお知らせ

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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