暑さ・日差し対策グッズの日傘は、近年男性用のアイテムとしても注目度が高まっています。しかし、やはり「日傘は女性のもの」というイメージはなかなか払拭されず、夏のアイテムとして取り入れている人は少数派。

 そんななか、「ついに日傘を買った」と報告したXユーザーの感想ポストが、話題を集めています。

■ 日傘導入で影を探して歩く必要がなくなる!「パーソナル木陰」と呼ぶ人も

 今回、意を決して日傘を購入したのは、フードフォトグラファーとして活躍する高田鴻平さん。(高は正しくははしごだか)

 「ついに日傘を買った男の感想」と題したポストでは、次の4点を綴っています。

・どこでも日陰になるの神すぎ
・日陰を選んで道選ばなくなったので近道
・日差しないだけで体感温度は結構変わる
・すでに日傘なしで外出る気にならない

 中でも1番のメリットとして高田さんが挙げたのが、上から2番目にある「近道」。これまで高田さんは暑い日の外出時、日差しを避けて道を迂回したりビル影を探したりして歩いていたそうですが、日傘導入後は「それの必要がなくなった」と語っています。

 ちなみに投稿のコメント欄には、日傘のことを「パーソナル木陰」と呼んでいる人もおり、日傘の有用性が今ひとつ理解できていなかった筆者も「なるほど!」と腑に落ちる感じがしました。

 また暑さ・日差し対策以外にも、雨傘としても使えるタイプのもの選ぶことで「ゲリラ豪雨にも対応出来るので楽だなと感じております!」と高田さん。確かに日傘を差すのが習慣化すると、夏はいつ雨が降ってきても大丈夫な状態になりそうです。これは非常に頼もしい。

■ 日傘なしで歩くことはもはや罰ゲームに等しい?

 高田さんに日傘導入のきっかけについてうかがってみると「前から欲しいなぁと思っていたのでこの夏を機に買いました」とのこと。これまでは荷物をたくさん持ち歩くために両手が塞がることが多く、なかなか日傘に手を出すことができずにいたようです。

 筆者は30代男性ですが、日傘は今まで使ったことがありません。SNSの反応などを見るたびに「使った方がいいんだろうな」という気持ちが湧きつつも、手を伸ばせない状況です。

 そんな筆者のような“日傘の購入をためらっている人”に対して「騙されたと思ってとりあえず1つ買いましょう」と高田さん。「購入してからは日傘なしで歩くことはもはや罰ゲームに等しいと感じます」と話しています。

 また筆者が日傘をためらっている理由の1つに「荷物が増えるのが嫌だから」というのがあるのですが、これについても高田さんは「200gくらいの軽量折りたたみ日傘なら荷物の邪魔になりません!」とアドバイスをくれました。200gならポケットにも入りそう。ちょっと、いや、かなり心が動いてます。

 7月に入り、いよいよ本格的な夏に突入した日本列島。ここから少なくとも2か月はこの暑さと日差しが続きます。

 これまで日傘をためらっていた人も、この機会に本格的に導入を検討してみては。

<記事化協力>
「高田鴻平_料理写真の人」さん(@paddy193018

(ヨシクラミク)