おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

【ミリタリー魂】第25戦 都内のミリタリーマニア向けバーに潜入!

【ミリタリー魂】第25回 都内のミリタリーマニア向けバーに潜入!毎回ミリタリーな話題をお届けしている鉄砲蔵の「ミリタリー魂」。今回は、去年から懇意にしているミリタリーマニア向けのバーをご紹介。

このミリタリーバー、居酒屋にエアーガンとシューティングレンジを備え、宴会や食事の合間に射撃を楽しませてくれる、という趣向の居酒屋です。僕が知っているだけでこの種のお店は都内に3軒あります。


  • いずれも、ごく一部のマニアのみが利用するかと思えば、店内には会社帰りと思しきサラリーマン風の方からデート中のカップルまで様々な人達が訪れていました。

    今回はその中でも店内が兵舎風にデザインされ、サバイバルゲーム帰りにマニアも良く立ち寄るというミリタリーバー「HEAD SHOT」をご紹介します。

    「ミリタリーバーHEAD SHOT」は東京の四つ木近くにあります。最寄り駅は京急本線四ツ木駅。
    「四ツ木1丁目~4丁目 水戸街道 葛飾郵便局 葛飾警察署」方面出口を出て突き当たりを左折、見えてきた交番の角を右に曲がり、「まいろーど」標識のある通りを入って行くと5分ほどで大きな黄色い「森田家具」の看板が見えてきます。

    元は家具店だったものの、現在ではすっかり店内を改装しミリタリーバーとして営業していらっしゃいます。
    ちなみに入り口には偽造網がかけてあるのですぐにわかると思いますよ。

    店内全景 入り口の銀色の構え

    偽造網ののれんをくぐると、本格的にミリタリーっぽくなってきました。

    店内の面積は縦30m×20mくらいの2階建てで、一階部分が20人~30人くらいで普通に食事や宴会の出来るレストラン、二階部分がシューティングレンジとなっています。
    2階部分はシューティングレンジになっておりポテトチップスやハンバーガーを食べながら射的遊びってのもできます。
    ※シューティングレンジ:エアーガンで的を撃って遊ぶ遊び場。全ての的を撃つまでの時間を自動的に計測する装置もあり、そのタイムを競うことも出来る

    金網の向こうの銃 戦車模型

    一階の入り口ドアをくぐると通路両脇に飾られた銃やフィギュア、戦車模型の数々。マニアの経営するミリタリーバーという雰囲気ムンムンです。

     

    さて、店内の話はこれぐらいにして、お次は2階のシューティングレンジ。

    シューティングレンジ全景

    レンジの長さは10mだそうです。
    忘年会、新年会のパーティーの合間にここで持ち寄った銃やら店内に飾られた銃やらで射撃を楽しみながら盛り上がるってことも出来ます。入会金千円を払うと貰える会員証もいかにもサバイバルゲームの店、というデザインです。

    僕自身も昨年、ここで行われた忘年会に参加し、他の参加者の持ち込んだ銃同様、僕の愛銃も持ち込んで金属製の的を撃ちまくり、飲み会をやっている1階までガンガン音を響かせて盛り上がりました。
    主催者の女性いわく「キャー、2階で戦争始まってるよ~~~。(笑)」

     

    さて、次は夕食。これが店内一階の食堂部分。偽造網の傘にヘルメットの電灯傘。マニアックな雰囲気です。なんか僕はこういうミリタリーの雰囲気、落ち着きます。

    テーブルの飾り

    ちなみに上の写真の右は、今回食したお店オリジナルのハンバーガーとオレンジジュース。
    ボリュームといい、味といい、絶品でした。

    この取材と同じ月の11月7日、千葉県のSEALsというサバイバルゲームのチームのフリーマーケット&サバイバルゲームイベントに下写真のヒゲの店長さんが招かれ、料理の腕を遺憾なく発揮されていました。今後はこの世界の料理長になるかもしれませんね。

    店長と店員さん

    この店を切り盛りする店長のマクナイト中佐(左のヒゲを生やしておられる方)さんと店員さん。今後ともマニアの方々、HEAD SHOTさんをよろしく。

    このミリタリーバー、取材した11月14日現在までまだ忘年会、新年会の予約は入っていないとのこと。マニアの忘年会、新年会に予約ぜひ予約のメールしてみては?

    ▼ミリタリーバーHEAD SHOT
    住所:〒124-0011 東京都葛飾区四つ木1-11-11
    ブログ:https://ameblo.jp/head-shot/

    (文・写真:鉄砲蔵)

    あわせて読みたい関連記事
  • ミリタリー魂, 宇宙・航空

    チャージ料が入隊料?秋葉にオープンしたシューティングレンジ付き居酒屋に突撃

  • おたくま編集部Editor

    記事一覧

    おたくま経済新聞・編集部による監修or執筆

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 毛玉とるとる Pro(KC-NW825)
    商品・物販, 経済

    ストッキングやタイツも可の毛玉取り器誕生 マクセルイズミ「毛玉とるとる Pro」…

  • キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化
    商品・物販, 経済

    キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

  • 時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言
    社会, 経済

    時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

  • ゴロっとチキンのカレーナポ
    商品・物販, 経済

    パンチョ初の人気投票1位「カレーナポ」が進化 期間限定で復刻登場

  • 山崎賢人さんと坂口憲二さん(※山崎賢人さんの崎の字は正しくは「たつさき」です)
    イベント・キャンペーン, 経済

    サントリー生ビール新CMメイキング公開 山崎賢人ら“生ひげ”姿で掛け合い

  • なか卯に「黒トリュフ薫る きのこ親子丼」が期間限定で発売
    商品・物販, 経済

    なか卯に「黒トリュフ薫る きのこ親子丼」が期間限定で発売

  • トピックス

    1. 丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食

      丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食

      丸山製麺が10月6日から、人気ラーメン漫画「ラーメン大好き小泉さん」とコラボした「らーめん缶」を、東…
    2. これでもう怒られずにすむ? 息子が作った「ママの攻略本」の実力は

      これでもう怒られずにすむ? 息子が作った「ママの攻略本」の実力は

      親に怒られてしまった子どもが、その後に取る態度はさまざまです。落ち込む子もいれば、しっかり反省する子…
    3. 警告ポップアップで強引に広告誘導 悪質業者が仕掛ける正規サービスを悪用した罠

      警告ポップアップで強引に広告誘導 悪質業者が仕掛ける正規サービスを悪用した罠

      インターネットを使っていると、ふとした瞬間に現れる「警告ポップアップ」。 近ごろでは「サポート詐欺」…

    編集部おすすめ

    1. 毛玉とるとる Pro(KC-NW825)

      ストッキングやタイツも可の毛玉取り器誕生 マクセルイズミ「毛玉とるとる Pro」を発売

      マクセルイズミ株式会社は、ストッキングやタイツなどの繊細な衣類にも対応する毛玉取り器の新モデル、「毛玉とるとる Pro(KC-NW825)」…
    2. キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンが、バンダイの「ガシャポン」とコラボレーション。歴代のカメラとレンズをミニチュア化した「Canon ミニチュアカメラコレクション」を…
    3. 時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信社は10月9日、自民党本部での取材中に「支持率下げてやる」などと発言した本社映像センター写真部の男性カメラマンを厳重注意したと発表し…
    4. 「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      言わずと知れた人気コンテンツ「ちいかわ」。かわいくもハードなあの作品世界に入っていきたいと願う人は多いはず。筆者もその1人です。しかし二頭身…
    5. ネカフェの個室に不気味なトランプが……Xユーザーの“恐怖体験”に17万いいね

      ネカフェの個室に不気味なトランプが……Xユーザーの“恐怖体験”に17万いいね

      キーボードに差し込まれたトランプのジョーカーと、その裏に書かれた「げぇむすたあと」の文字。Xユーザーの「たーけ」さんが、たまたま入ったネット…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト