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岩手県滝沢市とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング(R)で、愛馬の無病息災を願う伝統的な祭り「チャグチャグ馬コ」の継承へ

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株式会社トラストバンク
~ 出馬者とその家族しか参加できない行列に、「特別参加ができる権利」がお礼の品に。「残したい日本の音風景100選」にも選ばれた「チャグチャグ」と馬が鳴らす音を、今後も子どもたちに聞かせたい ~



岩手県滝沢市(市長:武田 哲、以下「滝沢市」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日4月7日(月)トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)」(以下「GCF(R)」)で、愛馬の無病息災を願う祭り「チャグチャグ馬コ」の継承を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2025年4月7日~7月5日(90日間)で、目標寄付金額は100万円です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26811/1408/26811-1408-de6372f76122c765c2ab5f82473b6abe-651x447.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26811/1408/26811-1408-6de494fc3dc9ca3adb81ea4ef2c46acb-637x411.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


GCF(R)で寄付を募る背景
馬産地として知られる東北岩手では、伝統的家屋である南部曲り家で人と馬が生活を共にしてきました。今も馬事文化の残る岩手県滝沢市では、農耕に疲れた愛馬を慰安し、その無病息災を願う「チャグチャグ馬コ」という伝統的なお祭りがあります。毎年6月第2土曜日に、色鮮やかな装束を身に着けた農用馬が、子どもたちを乗せ、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市中心部の盛岡八幡宮までの約14キロメートルの道のりを約5時間かけて行進します。このような形式の祭りは世界的にもほとんど例がなく、1978年に文化庁から記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されました。
またチャグチャグ馬コの名称は、馬が着ている煌びやかな装束についている大小700個の鈴の音が「チャグチャグ」と鳴ることが起源となっていますが、その鈴の音が1996年に環境庁(当時)の「残したい日本の音風景100選」にも選出されました。
1990年チャグチャグ馬コには102頭の装束馬が参加していましたが、現在では60頭程度まで減少しており、地域の大きな課題となっています。市内の農用馬の飼育頭数も年々減少傾向にあり、県内外から相当数の馬を借用してチャグチャグ馬コを実施しているのが現状です。
このガバメントクラウドファンディング(R)を機に、色鮮やかなだけではないチャグチャグ馬コの現状や課題、馬主の思い・苦労を知っていただき、ファンの獲得や継続的な支援につなげていきたいと考えています。

寄付金の使い道
滝沢市では、メスの農用馬を所有し繁殖させ、産まれた仔馬をチャグチャグ馬コへの出馬者に無償で譲渡する取り組みを行っています。エサ代などを内容とする預託料は3,500円/日と、農用馬の維持には大きな負担(1頭につき年間190万円程度)が伴います。また、現代では馬を農作業に使うことは基本的にありませんので、馬主の多くはチャグチャグ馬コのために馬を飼っています。皆様からのご寄付により、装束馬の派遣事業(6万円~/日)など馬コ当日以外にも、活躍できる場を創出したいと考えています。寄付金は、チャグチャグ馬コ行進の実施や装束馬の派遣、市有馬の維持、出場馬の装束更新などに使用します。

滝沢市長 武田 哲のコメント
チャグチャグ馬コは、農用馬とともに暮らし、家族と同様に扱ってきた愛馬精神が花開いた祭りです。全国に留まらず全世界に誇ることができる文化だと考えております。現在この文化・伝統の継承が危機を迎えています。このプロジェクトを通じ、馬を愛する文化・伝統と華やかなだけではないその現状を皆様に知っていただきたいと思います。人と馬とが一緒に築いてきた風景を後世に残していくため、皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
また、今回のガバメントクラウドファンディング(R)では、お礼の品として、本番の行進行事に参加できる権利を用意いたしました。基本的にチャグチャグ馬コには、出馬者とその家族しか参加できませんので、またとない非常に貴重な機会となります。是非、行列の一員として祭りの熱気を体感ください。

使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
GCF(R)は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF(R)は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2024年4月時点で寄付総額176 億円を突破し、約2,660プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング(R)およびGCF(R)は、株式会社トラストバンクの登録商標です


□■ プロジェクトの概要 ■□

◆ プロジェクト名: 愛馬の無病息災を願う祭り「チャグチャグ馬コ」の継承のために
◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング(R)」(運営:株式会社トラストバンク)
◆ 目標金額: 100万円
◆ 募集期間: 2025年4月7日~2025年7月5日(90日間)
◆ 寄付金の使い道: チャグチャグ馬コの実施や装束馬の派遣事業、市有馬の維持、仔馬の無償譲渡など
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/3864
※ 募集期間は、延長の場合がございます。

岩手県滝沢市( https://www.city.takizawa.iwate.jp/
滝沢市は、盛岡市の北西部に位置しています。市北西部には秀峰岩手山をいただき、雫石川、北上川が流れ、稲、野菜、酪農等を主体とした都市近郊農業地帯です。昭和57年には豊かな村づくり全国表彰天皇杯(姥屋敷地区)を受賞し、平成元年4月1日に村制100周年を迎えました。平成12年2月15日には人口50,000人を達成し、人口日本一の村となりました。平成26年1月1日より、「人口日本一の村」から「住民自治日本一の市」を目指し市制施行しました。令和6年4月より「第2次滝沢市総合計画」に基づき「やさしさに包まれた滝沢」を目指して、地域の皆さんと行政が両輪となっての協働による市政運営やまちづくり活動に取り組んでいます。

ガバメントクラウドファンディング(R)(GCF(R))とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング(R)」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/

株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年10月)、お礼の品数は76万点超(24年10月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、休眠預金等を資金源とした地域のソーシャルビジネス事業者支援事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2024年10月時点、JMRO調べ)

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