
次世代の分散型クリーンエネルギーとして注目される高温ガス炉(HTGR)の社会実装を目指すスタートアップZettaJoule株式会社(読み:ゼタジュール、本社:東京都千代田区/代表取締役CEO:下藤充生)は、2025年4月23日付で福泉靖史(ふくいずみ やすし)氏が副社長に就任したことをお知らせいたします。
◇エネルギー事業トップの参画により、実装を本格加速
福泉氏は、三菱重工業株式会社において常務執行役員格の上席シニアフェローとしてエネルギー事業を統括。発電用ガスタービン分野のトップとして活躍し、日本ガスタービン学会会長も歴任されるなど、国内外で高く評価されるエネルギー技術の第一人者です。経営戦略立案、海外拠点統括、M&Aなど、グローバルな視座を持ったリーダーとして豊富な実績を持ちます。ZettaJouleは、米国における第1号プロジェクトの公開を控える中、福泉氏の参画により、経営体制を一層強化し、次世代エネルギーシステムとしてのHTGRの開発・実装を加速します。
◇福泉靖史氏コメント
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161813/1/161813-1-aed3a5b30cefa0149ca3ba4161dfe39b-2446x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]福泉靖史氏
「脱炭素のトレンドの中で、安定して需要に応えられるエネルギー供給源は、全ての経済活動、社会活動の安定的成長に不可欠です。前職にて、環境負荷が小さく経済的で持続可能なエネルギーシステムとは何であるかを考えて来ました。高効率で経済的、高信頼性のエネルギーシステム検討の経験を、今後はより安全性の高いHTGRの開発においても生かすことができると信じております。日本が培ってきた、製品とそれを生み出す人材・ものづくりの能力が、グローバルにエネルギーの課題解決に貢献できることを楽しみにしております」
◇ZettaJouleについて
ZettaJouleは、日本が世界に誇る高温ガス炉(HTGR)技術を起点に、米国を中心とした分散型エネルギー市場への商業展開を目指すクリーンエネルギー企業です。2024年1月の本格始動以来、急拡大するクリーンエネルギー需要に応えるため、一般産業向けプロジェクトの事業化に取り組んでいます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161813/1/161813-1-6dc7da173cb21ccc413ab9559905ec31-754x177.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2050年までに現在の二倍の電力需要に相当する、 1 ZettaJouleの電力を供給する想いが込められた社名のロゴ
◇世界トップレベルのチーム体制
ZettaJouleには、世界初となるHTGRのグローバルフリート展開という壮大なチャレンジの実現を目指す、世界有数の専門家・ビジネスリーダーからなる経営体制が敷かれています。
▶経営チーム
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161813/1/161813-1-f05a8c9be7abf72effe47efd768fe974-964x964.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161813/1/161813-1-1d01e7ec4421fcd4607872055e585fae-909x909.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/161813/table/1_1_eae370bdc9f9d3798a44f4fb480e64c9.jpg ]
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161813/1/161813-1-c551c962ab21c0d55f7ae182672123db-964x964.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161813/1/161813-1-4cb2fdeae21facde425918727155e517-964x964.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/161813/table/1_2_d2f212acf4a32a3e1c5f30f5f2ae4345.jpg ]
経営メンバー以外にも、各業界から次のような企業のプロフェッショナルが集結しています。
▶経営チームを支える主要メンバー
- 元米国原子力規制委員会(USNRC)Director
- 元Areva CTO(高温ガス炉専門家)
- 元Emirates Nuclear Energy Corporation Chief Program Officer
- Westinghouse、Centrus、INLのリーダーシップ経験者
- アジア開発銀行(ADB)CSOでプロジェクトファイナンスの専門家
- 住友商事、JBIC、ドイツ銀行、デロイト、KPMGなど国際金融・コンサルティング機関出身者
この強力な体制のもと、世界初となるHTGRのグローバルフリート展開を実現し、脱炭素社会の実現とエネルギー安全保障に貢献してまいります。
◇事業を実現していく仲間を積極募集中
弊社のビジョン、ミッションに共感し事業を一緒に推進していきたい方は、ぜひこちらのボタンよりご連絡ください。カジュアルにお話を聞いていただける場を設定させていただきます。ZettaJouleキャリアページへ行く
■高温ガス炉(HTGR)とは
HTGR (High Temperature Gas-cooled Reactor)は、極めて高い安全性(固有の安全性)と出力温度(日本の技術は世界唯一の最大950℃)を兼ね備えた小型炉であり、発電のみならず、工業プロセス熱、水素やアンモニア・メタノール、SAF(持続可能な航空燃料)、地域暖房、海水淡水化など多用途に対応可能です。脱炭素が極めて難しい産業や、安定したクリーンエネルギーを必要とするBig TechやOil Major企業が注目する「脱炭素の鍵」として、西側諸国で期待が高まっています。■会社概要
ZettaJoule株式会社(日本法人)次世代原子力システムの設計・開発を手がける、米国本社ZettaJoule Inc.の日本法人です。
日本が世界に誇る高温ガス炉技術を大切に守りながら、これをさらに発展させ、クリーンエネルギーソリューションの世界標準へと高めることを目指しています。私たちは、日本の技術基盤と英知を礎に国内外での持続可能なエネルギー社会の実現に貢献するとともに、日本の原子力産業ひいては日本全体の発展に寄与していくことを強く志しています。
- 設立:2023年12月
- 本社:東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアイーストタワー4F
- 代表取締役CEO:下藤 充生
親会社:ZettaJoule Inc.(米国)
- 設立:2023年8月
- 本社:Rockville, Maryland (テキサスに本社移転予定)
- 従業員数:約40名(グループ全体、業務委託含む)
- 主な投資家:Globis Capital Partners、Coral Capital、Archetype Ventures、SOSV 等
- ビジョン:Shape the future with sustainable energy solutions
- ミッション:To deploy the first global fleet of Advanced Reactors
<本件に関するお問い合わせ先>
ZettaJoule株式会社コーポレート部門
corp@zetta-joule.com
https://www.zetta-joule.com/