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Quollio、メタデータマネジメント成熟度アセスメントサービスを提供開始

update:
Quollio
~業界全体のデータ活用底上げを目指し、企業のメタデータ充足度を5段階で可視化~



日本のエンタープライズ企業向けに次世代データインテリジェンスソリューションを提供する株式会社Quollio Technologies(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松元 亮太、以下「Quollio」)は、企業のデータ活用・AI活用を促進することを目的とした「メタデータマネジメント成熟度アセスメントサービス」を2025年9月1日より提供開始することを発表します。

本サービスは、企業のメタデータ充足度を客観的に診断し、メタデータマネジメントの成熟度の観点からデータ活用の現状レベルと可能性を可視化することで、組織のデータドリブン経営実現を支援します。本サービスは特定製品への導入を前提としたものではなく、業界全体のメタデータ管理水準向上に貢献することを目的としています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90718/24/90718-24-321ff3db0cbfae0b575ee64893edaa6f-1518x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図: 本サービス実施による診断結果のレーダーチャート

■サービス提供の背景
生成AI時代の到来により、企業におけるデータ活用の重要性が急速に高まっています。一方で、多くの企業が以下の課題を抱えているのが実情です:
- データの所在や意味の属人化: 必要なデータがどこに存在し、何を意味するのかが明確でない
- 活用方法や事例の属人化:業務やユーザーごとの利用方法や制約条件が整理されておらず、過去の成功・失敗事例が共有されていない
- 活用背景や判断根拠の属人化:生成AIによる提案や意思決定に必要な判断根拠が明文化されておらず、自動化の範囲が限定的
- 部門間でのデータ解釈の相違: 同一データであっても部門や活用シーンごとに定義や用語が異なり整合性が不十分
- データ活用における非効率: データ探索や品質確認に過大な工数を要し生産性を阻害
- メタデータ管理の重要性認知不足: データカタログの整備に対する投資や優先度が十分に確保されない

こうした課題の解決には、特に「データの説明」「利用方法」「文脈」を体系的に定義するビジネスメタデータの適切な管理が不可欠です。しかし、顧客企業においてその重要性は未だ十分に認知されていないのが現状です。Quollioはメタデータ管理のソートリーダーとして、業界全体の底上げに貢献すべく本サービスの提供を決定しました。
■サービス概要
サービス名称: 「メタデータマネジメント成熟度アセスメントサービス」
本サービスは、業界標準である「DMM(Data Management Maturity Model)」や「 DMBOK成熟度フレームワーク」を参考にしつつ、Quollioがメタデータの管理・活用システムの導入・構築・運用に関する顧客支援を通じて獲得した知識・知見を踏まえて、独自に開発したものです。

対象企業: 製造業、流通・小売、金融、通信を中心に、DX推進やデータ活用を重要課題とする全業種の大企業

実施内容:
- 50項目のアセスメントシートによるメタデータ充足度診断
- 7つの評価軸を5段階(Level 0-4)の成熟度で評価し可視化
- データ活用の現状レベルと可能性を明確化した改善ロードマップの提示
- 上記内容を3週間を目安に実施

提供形態:
スプレッドシートまたはウェブフォームへの入力によるセルフチェック形式
- 顧客企業:フルパッケージを年次で無償提供(希望制)
- 一般企業:簡易版での無償提供(1回のみ)※ コンサルティングリソースに限りがあるため、一般企業からの依頼については、事前に提供される情報を元にQuollioにて対象企業を選定

■サービス詳細
本アセスメントは、メタデータ管理を以下の7つのカテゴリ(評価軸)で評価します:
- テクニカル/オペレーショナルメタデータ
- ビジネスメタデータ/基本的な用語と定義
- ビジネスメタデータ/ビジネスルールと関係性
- ビジネスメタデータ/ビジネスモデルと多様な視点
- ビジネスメタデータ/データリネージとビジネス文脈
- メタデータ品質とガバナンス
- メタデータ活用と組織文化

この7つのカテゴリの評価をもとに Level 0 から Level 4 までの5段階で判定します:
- Level 0: 初期段階組織がデータを単なる業務の副産物として扱い、体系的な管理や活用が行われていない状態
- Level 1: 管理段階基本的な管理プロセスが確立され始め、データの価値が認識され始めている状態
- Level 2: 標準化段階組織全体で標準化されたプロセスとツールが導入され、効果的な管理が実現されている状態
- Level 3: 最適化段階データ管理が高度に自動化され、積極的な価値創出が行われている状態
- Level 4: 変革推進段階組織全体でデータドリブンな文化が定着し、エコシステムレベルでの価値創造が実現されている状態

これにより、現状のメタデータの管理・活用状況の可視化とともに、次のレベルに向けた改善ポイントを明確化します。また、本サービスを実施した企業には、目指す姿とのギャップ分析や優先順位付きの改善提案をオプションサービスとして提供します。
■本サービスのメリット
本サービスにより、企業は自社のメタデータ管理状況を客観的に診断し、データ活用の現状レベルと改善すべきポイントを明確化できます。これにより、自社に最適なデータ活用の実現に向けて「なにが不足しているのか」「どのレベルまで整備すべきか」を把握でき、効果的かつ持続的なデータドリブン経営への道筋を描くことができます。また、定期的に本サービスを活用することで、メタデータ整備の進捗や充足度を継続的に評価できるとともに、ビジネス全体におけるデータ活用の効果を一層高めることが可能となります。

主な利点:
現状把握と課題抽出
- メタデータの整備状況と、それによるデータ活用の限界・可能性を客観的に把握
- 部門間のデータ解釈の差異やガバナンス上の問題点を可視化

改善ロードマップの獲得
- 取り組むべき施策およびメタデータ整備項目の優先順位を明確化し、限られた経営資源の効率的な配分が可能
- AI活用や全社標準化を含むDX推進の中長期計画と連動したメタデータの整備状況を把握し、実効性の高いデータ基盤構築に寄与

業務効率化・品質向上
- データ探索や統合作業時間の大幅削減
- データ品質と信頼性の向上によるAIの精度向上、属人化の解消、意思決定の迅速化

具体的効果の例:
メタデータの管理・活用の成熟度を向上させることで、以下のような効果を実現しているケースがあります。
- データ探索時間が10日から数分に短縮
- 影響範囲調査が効率化され所要時間が100分の3に短縮
- セルフサービス型データ活用の実現

■提供開始日
2025年9月1日より提供開始
■今後の展開
Quollioは、本サービスを通じて蓄積された企業のメタデータ管理実態をもとに、ベストプラクティスの策定と共有を推進していきます。将来的にはコミュニティなどを通じてアセスメント手法を業界共有の資産として発展させることで、日本企業全体のデジタル競争力向上に貢献していく方針です。また、メタデータ管理の重要性を広く認知してもらうため、本サービスの紹介もふくめてセミナーやコミュニティ活動を通じた啓発活動も並行して実施していきます。

株式会社Quollio Technologiesについて
Quollio Technologies(Quollio)は、人類が持続的に価値を創造し、社会の課題を解決できる未来を目指すデータテクノロジー企業です。メタデータマネジメントを核としたQuollio Data Intelligence Cloudを提供し、企業のデータを真の資産に昇華させ、データガバナンスおよびAIレディネスの確立を実現します。Quollioは、日本の主要企業や公共機関が次世代の情報技術に適応できるよう支援し、デジタル変革を推進しています。

【会社概要】
会社名:株式会社Quollio Technologies
本社所在地:東京都港区浜松町2-10-6 PMO浜松町III 8階
代表者:代表取締役 CEO 松元亮太
事業内容:データインテリジェンスに関する製品の開発・提供
会社URL:https://quollio.com
採用URL:https://careers.quollio.com
※文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。

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