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角幡唯介さん『地図なき山』、宮崎拓朗さん『ブラック郵便局』、俵万智さん『生きる言葉』の3作が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」ノミネート作品に選出!

update:
株式会社新潮社


全国の書店員さんが「もっとも売りたい!」と思うノンフィクション作品を選ぶ「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」。株式会社新潮社から、角幡唯介さん『地図なき山』、宮崎拓朗さん『ブラック郵便局』、俵万智さん『生きる言葉』の3作がノミネートされました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/2263/47877-2263-44505012250df261316f3e041d54e12a-1642x818.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■書店員が選ぶノンフィクション大賞とは

全国の書店員さんが、今もっとも「売りたい」と思った作品に与えられる賞(2023年創始)です。
第1回は西加奈子さんの『くもをさがす』、第2回は三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が受賞しました。第3回目となる今回は、全国の書店員さんからの推薦をもとに候補作50作品がノミネートしております。

■ノミネート作品のご紹介(刊行月順)

■角幡唯介『地図なき山――日高山脈49日漂泊行』

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/2263/47877-2263-cb46c3a83a3a5933b43e718c53d2dd9f-1329x1939.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


地図がない――それだけで日高の山は「極夜」を超える「魔境」と化した。
グルメサイトや地図アプリの検索結果をなぞるだけの日常で生は満たされるのか。情報に覆われた現代社会に疑問を抱いた著者は、文明の衣を脱ぎ捨て大地と向き合うために、地図を持たずに日高の山に挑む。だが、百戦錬磨の探検家を待ち受けていたのは、想像を超える恐るべき混沌だった。前代未聞の冒険登山ノンフィクション。


■著者紹介:角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。

■書籍データ
【タイトル】地図なき山――日高山脈49日漂泊行
【著者名】角幡唯介
【判型】四六判(288ページ)
【定価】2,310円(税込)
【発売日】2024年11月20日
【ISBN】978-4-10-350232-6
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/350232/

■宮崎拓郎『ブラック郵便局』

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/2263/47877-2263-b427b0558dacc8d861c052ec58210971-1299x1880.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


関係者1000人以上の「叫び」を基に歪んだ巨大組織の実態に迫る驚愕ルポ。
街中を駆け回る配達員、高齢者の話に耳を傾け寄り添うかんぽの営業マン……。市民のために働いてきた局員とその家族が、疲弊しきっている。異常すぎるノルマ、手段を選ばない保険勧誘、部下を追い詰める幹部たち。そして、既得権保持を狙う政治との癒着──。窓口の向こう側に広がる絶望に光を当てる執念の調査報道。


■著者紹介:宮崎拓朗(みやざき・たくろう)
1980年生まれ。福岡県福岡市出身。京都大学総合人間学部卒。西日本新聞社北九州本社編集部デスク。2005年、西日本新聞社入社。長崎総局、社会部、東京支社報道部を経て、2018年に社会部遊軍に配属され日本郵政グループを巡る取材、報道を始める。「かんぽ生命不正販売問題を巡るキャンペーン報道」で第20回早稲田ジャーナリズム大賞、「全国郵便局長会による会社経費政治流用のスクープと関連報道」で第3回ジャーナリズムXアワードのZ賞、第3回調査報道大賞の優秀賞を受賞。

■書籍データ
【タイトル】ブラック郵便局
【著者名】宮崎拓朗
【発売日】2025年2月17日
【造本】四六判
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-356151-4
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/356151/


■俵万智『生きる言葉』(新潮新書刊)

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/2263/47877-2263-1baeece000957e6365be4c4b82ec07d8-1063x1703.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


言葉の力は、生きる力。現場で考え抜いた伝える、鍛える、表す極意。
スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か──恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。


■著者紹介:俵万智(たわら・まち)
1962(昭和37)年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。1987年に『サラダ記念日』が280万部のベストセラーとなり社会現象に。88年に現代歌人協会賞、2021年に迢空賞を受賞。『チョコレート革命』『未来のサイズ』『アボカドの種』『愛する源氏物語』の他、歌集、評伝、エッセイなど多くの著書がある。

■ 書籍データ
【タイトル】生きる言葉
【著者名】俵万智
【発売日】2025年4月17日
【造本】新潮新書/新書版ソフトカバー
【定価】1,034円(税込)
【ISBN】978-4-10-611083-2
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/611083/

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