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リリースプラス

AIアバターとの会話で認知症の兆候を早期発見。高齢者向け疾患チェックサービス「トモニ for 疾患チェック」をリリース

update:
株式会社HYPER CUBE
会話を通じて、楽しく手軽にセルフチェック。デジタルデバイド解消と介護予防に貢献



株式会社HYPER CUBEは、高齢者がAIアバターとの対話を通じてフレイルや認知症などの疾患チェックを行えるサービス「トモニ for 疾患チェック」を新たにリリースします。本サービスは、従来の「トモニ for フレイルチェック」の機能を拡張し、専門知識がなくても手軽に認知症の兆候を把握できる点が特長です。これにより、認知症の早期発見と介護予防を促進し、地域社会が抱える課題解決に貢献することを目指します。

開発の背景:深刻化する高齢化社会の課題と、認知症テストの現状
日本では高齢化が急速に進展し、ヘルスケア産業の市場規模は拡大を続けており、2030年には38兆円(※1)に達すると見込まれています。特に認知症は大きな課題であり、介護施設や高齢者ご本人から、より身近で簡単な認知症テストを求める声が多く寄せられていました。
従来の認知症テストは、専門家が約20分かけて実施する必要があり、被験者の約70%が心理的苦痛を感じる(※2)という報告もあるなど、実施へのハードルが高いのが現状です。こうした背景から、当社は誰でも手軽に、そして楽しく自身の状態を把握できる新しい形の疾患チェックサービスの開発に至りました。
新サービス「トモニ for 疾患チェック」の概要
「トモニ for 疾患チェック」は、AIアバターとの自然な会話を楽しみながら、フレイルや認知症のセルフチェックを行えるサービスです。
- 簡単な操作:AIアバターが自動で確認を行うため、特別な知識や難しいタブレット操作は不要です。デジタル機器に不慣れな高齢者でも安心してご利用いただけます。
- 自動判定とアドバイス:チェック結果は自動でデータ化・判定され、専門家でなくても結果に基づいた声掛けやアドバイスがしやすいように設計されています。
- 早期発見と予防連携:自治体との連携により、認知症の兆候を早期に発見し、介護予防センターといった専門機関へのスムーズな連携を促し、介護予防に繋げます。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44934/12/44934-12-d85993d1017a09755aaafad8de2160ed-1252x939.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「トモニ for 疾患チェック」の特長
本サービスの最大の特長は、日常会話の中に自然な形でテスト項目を組み込んでいる点にあります。これにより、利用者は検査を受けているという心理的負担を感じることなく、リラックスした状態でチェックを受けることが可能です。
この高いユーザビリティは、岡山市で実施したフレイルチェックの実証実験でも証明されています。参加した高齢者400人のうち95%が「操作が簡単で、他の人にも勧めたい」と高く評価しました。高齢者に特化したUIデザインと音声対話技術が、デジタルデバイドの解消にも貢献します。
また、サービスの背後には当社が強みとするAIとデータ解析技術があり、利用者の状況を把握し、一人ひとりに最適化された提案を行うデータプラットフォームを構築しています。

参考:トモニ for フレイルチェック(https://www.tomoni.tech/
トモニ for フレイルチェックは現在、岡山市内の薬局・医療機関等26か所に導入されています(2025年5月時点)

より身近なヘルスチェック体験の実現に向けて
私たちは、フレイルチェックや認知症チェックをより身近に行える社会の実現を目指しています。これまでの取り組みを踏まえ、薬局や自治体と連携し、地域の誰もが気軽に利用できる仕組みを広げてまいります。健康状態を確認することは、本来ならば不安を抱えるきっかけではなく、自分らしい生活を続けるための前向きな一歩であるべきです。そのため、専門的なチェックを堅苦しいものではなく、楽しみながら取り組める体験として提供していきたいと考えています。
専門性がなくても、タブレットの画面を見ながら高齢者と一緒にスタッフが寄添える仕様にしています。
今後は、地域の薬局に設置されたチェックの場や、自治体が主導する健康イベントなど、日常生活の延長で自然に健康と向き合える機会を増やし、また、ご自身の状態を「知る」ことから始まり、ご家族や地域社会と「共有する」こと、さらに医療や介護の専門職へ「つなぐ」ことまでを支えるプラットフォームの形成を視野に入れています。
こうした活動を通じて、一人ひとりの高齢者が自分の健康状態を前向きに受け止め、「遊びが予防になる社会」づくりに貢献してまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44934/12/44934-12-6a2a920308b9b88082fc29843237491c-2640x1600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


サービス提供について
2025年8月より実証実験を開始し、同年10月以降のサービス提供を目指します。全国の自治体や調剤薬局との連携を拡大し、地域包括ケアシステムの一翼を担うことで、健康寿命の延伸と医療費削減に貢献してまいります。
本サービスにご関心のある自治体、介護・ヘルスケア関連事業者の皆様からのお問い合わせをお待ちしております。協業や導入に関するご相談など、お気軽にご連絡ください。

本件に関するお問い合わせ
https://www.hyper-cube.co.jp/contact_form/
電話番号:050-1751-305



株式会社HYPER CUBEについて
「遊びが予防になる社会をつくる」をビジョンに掲げ、医療・介護・ヘルスケア領域におけるAIソリューション開発や、AI技術を活用した新規事業支援・開発支援、データ解析サービスなどを提供しています。従来のようにネガティブな気持ちから何かを始めるのではなく、遊ぶ、楽しむことをポジティブに続けることで、病気などを予防することができ、QOLを向上させる社会の実現を目指します。
https://www.hyper-cube.co.jp/




※1 経済産業省:新しい健康社会の実現に向けた 「アクションプラン2023」
※2 Lai, J. M., Hawkins, K. A., Gross, C. P., & Karlawish, J. H. (2008). Self-reported distress after cognitive testing in patients with Alzheimer's disease. The journals of gerontology. Series A, Biological sciences and medical sciences, 63(8), 855-859.

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