 
大阪工業大学(学長:井上晋)は、本学の時代に先駆ける研究をホームページの「研究室VOICE」内で紹介する連載「研究力」の14回目を本日配信しました。今回は、情報メディア学科 神田智子教授が開発した、就活の面接練習をエージェントがサポートするシステムについてです。
1. 教 員:神田智子教授(こうだ・ともこ)
2. 所 属:情報メディア学科
3. テ ー マ:就活の面接練習をエージェントがサポート
4. U R L :https://www.oit.ac.jp/lab_voice/14_IM-koda.html
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140284/199/140284-199-df47e28c6809e2932fe0b3901b5e22d9-2161x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【研究の概要】
神田教授は、コンピューター上の擬人化エージェントやロボットと、ユーザーである人間との間で人間同士のような自然な対話を実現すること、またそのためには、人間とエージェントとの間に、どのようなやりとりを設計・実装すればよいのかという研究に取り組んでいます。
今回の「研究力」では、就職活動の面接練習をエージェントがサポートするシステムを紹介します。パソコンの周囲に4台のウェブカメラを設置し、学生が自己紹介する様子を1分間撮影し、手足の位置や動き、姿勢、表情、視線などを、AIを用いて解析します。その後、撮影した動画を再生し、エージェントが一時停止しながら改善点についてフィードバックを行います。面接指導では、時にネガティブな指摘が必要となるため、エージェントの話し方には「アサーティブコミュニケーション」という手法を使いました。これは、相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の意見や感情を伝えるコミュニケーション方法です。更に、エージェントの表情やジェスチャーに人間らしさを加えることで、ユーザーが安心してコミュニケーションできるような工夫もしています。
【WEB連載「研究力」】
● 会話形式の平易な文体に図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明
● 本学の200研究室から毎月1教員を紹介
※ 本リリース2枚目に、過去の「研究力」から直近5本のタイトルとURLを紹介しています
【「研究力」バックナンバー】
視覚障がい者と盲導犬に快適なハーネスを
ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科 白髪誠一教授
https://www.oit.ac.jp/lab_voice/9_W-shiraga.html
生成AIやメタバースから教育の可能性を広げる
情報科学部 実世界情報学科 矢野浩二朗教授
https://www.oit.ac.jp/lab_voice/10_IR-yano.html
豪雨災害に備えるマンホールの水位計測システム
工学部 電子情報システム工学科 熊本和夫教授
https://www.oit.ac.jp/lab_voice/11_D-kumamoto.html
古美術に描かれた月や星を天文学から読み解く
工学部 総合人間学系教室 松浦清教授
https://www.oit.ac.jp/lab_voice/20250730.html
テニス初心者のサーブの動きを生成AIで補正
ロボティクス&デザイン工学部 システムデザイン工学科 瀬尾昌孝准教授
https://www.oit.ac.jp/lab_voice/13_S-seo.html
 







































