ヒルトン東京お台場の「シースケープ テラス・ダイニング」では、2020年7月10日~10月31日の期間「~NEO DAIBA Presents~ ミライ・エンニチ☆デザートテーブルビュッフェ」を開催中。席についたまま12種類の日替わりデザートが楽しめる新しい形式だといいます。報道向け試食会が行われたので体験してきました。

 このデザートテーブルビュッフェは感染症対策の観点から、従来のビュッフェ台から取り分ける形式ではなく、12種類の日替わりデザートとセイボリーを盛り付けた6つのプレート(皿)を選択して楽しむというもの。まずは好きなプレートを3つ選び、その後はお好みで新しくプレートを交換していく形式です。

 今回のテーマは「未来の縁日」。縁日にありそうなグッズや食べ物が、そっくりスイーツで表現されています。ラインナップは日替わりなので、取材時のスイーツとセイボリーをご紹介しましょう。

 見た目がカラフルなレインボーゼリーは、ホテルから見えるレインボーブリッジをイメージしたもの。ゼリーの層それぞれが違う味になっています。丸々としたトゥンカロン(ふとっちょマカロン)は日替わりで、取材時にはメロンでした。そして濃厚白ごまプリンは、黒みつ風味のジュレがいいアクセント。

 イチゴが載ったリモーネフロマージュ(レモンのチーズケーキ)は、ふんわりしたクリームチーズが甘すぎず爽やか。スーパーボールをイメージした九龍球スーパーボールゼリーは、中にブドウが入っています。そして、ひと口サイズが嬉しいメロンのミニタルト。

 そっくりスイーツの1つ、サニーサイドアップゼリーはココナッツゼリーの白身に、マンゴーソースをゼリーで封じ込めた黄身が浮かびます。表面のゼリーを破ると、マンゴーソースがとろ~り。チョコレートムースケーキには、中に忍ばせたラズベリーのゼリーが甘ずっぱいアクセントに。

 そっくりスイーツが集まったプレート。たこ焼きシューは2色のソースと、紅ショウガに見立てたフリーズドライのイチゴが目を楽しませてくれます。コロンとしたじゃがバターマジパンは、口に含むとジャガイモのような滑らかさにアーモンドプードルの香りがほんのり。クラッシュナッツが食感にアクセントを加えてくれます。

 リアルな形のそっくりスイーツ「おだいばなな?ちょこばなな」は、バナナ風味のパウンドケーキを2色のチョコでコーティング。バナナの皮部分は、パティシェがハケでチョコを塗ってディティールのリアル感を高めています。

 セイボリーのプレートには、焼きそばのトルティージャに焼きとうもろこしのブランマンジェ、ガスパチョの「レッドアイ」。焼きとうもろこしのブランマンジェはクリーミーで、舌ざわりも滑らか。ビールとトマトジュースのカクテル「レッドアイ」をイメージしたガスパチョも、トマトの酸味をわずかに残し、フレッシュ感を高めています。

 ウコンの黄色が目に鮮やかなウコンブレッドのサンドイッチには、ビーフとチーズを中心にリーフ野菜とスライスしたミニトマト。クロックムッシュの進化系「クロックケーキ」は、滑らかな玉子とベーコンの取り合わせ。日替わりのボンボンショコラをつまみながらがオススメです。

 また、コーヒーと紅茶のほかに、日替わりのドリンクにも注目です。取材時には、ライチリキュールとブルーキュラソー、グレープフルーツジュースのカクテル「チャイナブルー」をイメージしたモクテルと、フレッシュオレンジのアイスティーが提供されていました。


 時間は14時45分~16時15分と、16時30分~18時の2部制となっており、料金は平日大人3500円・子ども2100円、土日祝が大人3900円・子ども2340円(いずれも税・サービス料別)。8月11日~14日は土日祝料金となります。10月31日までと開催期間が長いので、何度も行って変化を楽しむのもいいかもしれません。

取材協力:ヒルトン東京お台場

(取材・撮影:咲村珠樹)