隣人・近隣トラブルの予防・対策の専門会社である株式会社トナリスクが、全国の17~92歳の男女1342人を対象に、「子どもの外遊びの許容時間について」のアンケート調査を実施。6割以上の人が、「17時または18時ぐらいまで」が許容時間と回答しました。
調査結果によると、最も多い回答が「18時ぐらいまで」で全体の44.4%、次いで28.8%が「17時ぐらいまで」と回答。19時以降は、時間が遅くなるにつれて減少することがわかりました。少数派ではありますが、2.1%の人が「何時でも気にならない」と回答しています。
また、回答者の子どもの有無によってやや差がでることが明らかに。子どもがいない人は、子どもがいる人に比べてわずかに許容時間が遅い傾向にあるようです。
回答者の年代別でみると、20代以下、50代、60代以上では、30%以上が「17時ぐらいまで」と回答したのに対し、30代、40代は約20%。かわりに「18時ぐらいまで」と回答した人が、40代が47.1%、30代が46.0%と他の年代(他の年代では60代以上の43.7%が最も高い)と比較して多いことがわかります。
若い年代になるにつれ、遅い時間まで許容する人が多い傾向にはあったものの、いずれの年代でも「17時ぐらいまで」と「18時ぐらいまで」の合計が最も多い結果となりました。
意見としては、「危ないから明るいうちに帰ってほしい」など、子どもを心配する声が多くあげられました。他にも「21時頃まで道路でスケートボードをされた時はうるさくて迷惑だった」、「近所の子が22時くらいまで外でボール遊びをしていて、うるさくて(自分の)子どもが寝付けなかった」など、迷惑だと感じた体験談が寄せられています。
隣人トラブル予防・対策の専門家である株式会社トナリスク代表の松尾さんは、子どもの安全と近隣への迷惑を考え、子どもの外遊びの時間は「18時まで」を推奨。また、他人の子どもを叱りづらい風潮もあるため、親の意識を高めることも必要だと伝えています。
情報提供:株式会社トナリスク