山崎製パンの「ランチパック」に大盛りシリーズがあることをご存知でしょうか。大盛りシリーズ商品が購入できるのは、デイリーヤマザキなどのヤマザキのお店と秋葉原にあるランチパック専門店「ランチパックSHOP TX秋葉原店」のみらしいのです。
実は筆者はつい最近まで、「ランチパック」に大盛りシリーズがあること自体知りませんでした。「大盛り図鑑」という記事シリーズを持っている筆者としては不覚中の不覚……!既に知っている、食べたことがある、という方は多いかもしれませんが、折角なので通常のランチパックとどれほど違うのかも比較しつつ食べてみました。
大盛りシリーズを購入するために訪れたのは「ランチパックSHOP TX秋葉原店」。秋葉原駅の中央改札口を出たすぐそばにある、つくばエクスプレス秋葉原駅への階段を降りていくと改札の前にあります。
売場はそんなに広くはありませんが、お店の中や外に様々なランチパックがズラッと並べられています。
■ 全国のご当地ランチパックも
同店では、通常のランチパックの他に、バラエティーに富んだご当地ランチパックの販売も行われています。
北海道の「メロンクリームとミルクホイップ」、東北(秋田県)の「横手焼きそば風」、関東(茨城県)の「栗のおいしさ」、甲信越(新潟県)の「万代バスセンターのカレー風味」、中京(愛知県)の「味噌メンチカツとあんかけスパゲッティ風」、関西の「ぼっかけ焼きそばと関西お好み焼き風」、中国・四国(島根県)の「出雲ぜんざい」、九州(宮崎県)の「チキン南蛮風」と、気になるものばかり。
ご当地ランチパックも食べてみたかったのですが、今回の目的はあくまでも大盛りシリーズの調査。後ろ髪を引かれつつも大盛りシリーズが並べられているスペースへ。
どれにしようか迷ったものの、定番の「ツナマヨネーズ」と、「メンチカツ」を購入。
「ツナマヨネーズ」の大盛りは税込200円、通常は税込179円。「メンチカツ」の大盛りは税込231円、通常は税込151円となっています。「ツナマヨネーズ」の値段の差は21円ですが、「メンチカツ」は80円も違いがありました。
■ 見た目はほとんど変わらない
家に持ち帰って、さっそく比較。まずは中身が1.5倍という「ツナマヨネーズ」。栄養成分表示を見ると、通常が1個当たりの熱量154kcalに対して、大盛りは196kcal。
1.5倍の厚さになっているという「メンチカツ」は、通常が1個当たりの熱量164kcalに対して、大盛りは193kcalと記載されています。ちなみに「メンチカツ」は大盛りの方を持つと、ズシリと重みを感じます。
続いて袋を開けて大きさを比較。「ツナマヨネーズ」は大きさも厚さもそれほど変わらない印象。
「メンチカツ」のほうも同じくそれほど変わりません。大盛りのほうが少し厚く見える程度です。
次は半分に切って中身を見てみます。「ツナマヨネーズ」は大きさを比較した時と同じくそれほど変わりません。一方の「メンチカツ」は比べてみると大盛りのほうが写真でも分かるほど少し厚くなっています。
■ 食べてビックリ!
見た目はそれぞれ変わらない「通常」と「大盛り」。その差がハッキリと分かるのは食べてみた時でした。
大盛りの「ツナマヨネーズ」も「メンチカツ」も、口に入れた時の具の存在感が圧倒的に違います。
口の中いっぱいにツナマヨがあふれる感じがして、ツナマヨ好きにはたまらないでしょう。メンチカツも肉がギュウギュウに詰め込まれている感じがして肉感がハンパないです。
それぞれの味を思う存分、堪能したいという人は大盛りシリーズがオススメ。今回お店に訪れた時は大盛りの「たまご」が売り切れていたので、次回は「たまご」の大盛りを購入しようと決意した記者でした。
<参考>
山崎製パン「ランチパックスペシャルサイト」
(取材・撮影:佐藤圭亮)