鳥インフルエンザなどの影響により、2022年から卵の供給が低下。卵のメニューを休止する飲食店も増え、「エッグショック」とまで呼ばれました。吉野家の親子丼も2023年4月に販売予定でしたが見送りに……。
しかし8月24日、ついに期間限定で販売開始!居ても立っても居られず、さっそく再会してきました!
2022年4月に2か月半販売された吉野家の親子丼。その間に販売数は400万食を超えていたそうです。今回も一杯につき溶き卵が2個、使用されているとのこと。さらに2023年は鶏肉に下味をつけて、美味しさをより引き出しているといいます。これはワクワクが止まらない!
期待を胸にお店に到着すると、店内には大きな親子丼のポスターが貼られていました。再会の瞬間が刻一刻と近づいているのを実感します。ドキッ……ドキッ……ドキッ……。
席に着いた瞬間、目に飛び込んできたのはメニュー表の「親子」の文字。メニューを手に取る前に店員さんに注文したのは初めてです。
■ 親子丼と1年ぶりの再会!
注文したのは親子丼の大盛り(税込734円)。待つこと数分、念願の再会です。親子丼にはたっぷりと溶き卵がかけられています。記者の目には黄金色にキラキラと輝いているように見え、まるで宝箱を開けたような感動を覚えました。「おかえり」思わずそう口走りそうになったのは言うまでもありません。
大盛りは鶏肉の量が並盛と比べて2倍ということもあり、ご飯の上にゴロゴロのっています。親子丼のために開発したという醤油ベースの特製たれの香りが食欲をガンガンに刺激。「早く食べて~」と言われているようです。まぁ、待て待てせっかちさん。
といいつつ、もー我慢できない!それでは、いっただっきまーす!
まずは鶏肉からパクリ。柔らかくてジューシーで、特製たれがしっかりしみ込んでいるせいか、噛めば噛むほど鶏肉の旨味が口いっぱいに広がります。
続いてはご飯と一緒にモグモグ。なめらかでとろとろの卵が鶏肉を包み込み、特製たれの風味や玉ねぎの甘みも利いていて最高!!ご飯との相性も、もちろん抜群。この米との相性の良さには全米ならぬ、全俺が感動。あと3杯くらいはペロッと食べられそうです。というか、吸えそうです。(個人の意見です。よく噛んで食してください)
■ 特製たれが「つゆだく」状態
半分ほど食べたところで親子丼の断面を見てみると、ご飯の下の方まで特製たれがしみ込んでいるのが分かります。まさに「つゆだく」状態で、特製たれとご飯だけでも丼一杯、食べられそう。
大盛りの親子丼もあっという間に完食。約1年ぶりの再会に、箸も口もとまらずにノンストップで食べてしまいました。美味しかった……!
ちなみに大盛りの他にも並盛が税込547円。サラダセット(+税込206円)やポテトサラダセット(+税込239円)、お新香セット(+税込195円)やキムチセット(+税込195円)なども用意されています。記者が今度食べてみようと思ったのは、さらに鶏肉を合わせたから揚げセット(+税込206円)です。
(取材・撮影:佐藤圭亮)