JR東海が、2015年までに全N700系新幹線(80編成)への導入を決定している、N700Aの機能を反映させる改造の進捗と計画を発表した。
総予算は230億円で、改造は浜松工場で実施。2013年に32編成、2014年に37編成、2015年に11編成が予定されている。
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なお、改造されたN700系には現行ロゴの末に「A」という文字を追加した新ロゴが貼り付けられる。ただし、呼び方は「N700系」で変更はなし。
今回の改造でN700系に実装される機能は以下のとおり。
―安全性
中央締結ブレーキディスク
地震ブレーキ
―安定性
定速走行装置
―快適性
車体傾斜区間増(乗り心地向上)
―省エネ
消費電力量削減(対700系△19%)