「ドン・キホーテ」で販売されている「やわらか穂先メンマ」をご存じでしょうか?ピリッと酸味を感じるラー油と、歯ごたえのあるタケノコの食感に病みつきになり、ご飯のお供やラーメンのトッピングなどにアレンジできる人気商品として知られていますが、これがスナック菓子になったとの情報をキャッチ。
あのクセのある味が、いったいどれほど再現されているのか?気になったので、今回「穂先メンマ」と「穂先メンマスナック」を食べ比べてみることにしました。
早速最寄りのドン・キホーテへ足を運び、それぞれを無事ゲット。ちなみに購入価格は「やわらか穂先メンマ」が398円(税抜)、「穂先メンマスナック」が198円(税抜)となっていました。
まずはお馴染みの穂先メンマから食べます。パッケージによると、「お客様からダメ出しの多かった歯ごたえ感をアップ」し、「何度も試作を重ねてリニューアル」されているとのこと。
たしか以前食べた時はこのパッケージではなかった気がするのですが、言われてみればシャキシャキと歯切れがよくなっているような。もちろん白ご飯との相性は言わずもがなで、人気商品らしい安定のおいしさです。
さて、一方の「穂先メンマスナック」はどうでしょうか。パッケージを見ると「やわらか穂先メンマをそのまんまスナックにしました」「サクサクしたメンマも食べたいという心の声にお応えして」といった文言が書かれており、金色に輝く様子からも期待が高まります。
袋を開けると、中から香ってくるのは穂先メンマ同様、ラー油の香ばしいニオイ。思わず食欲をそそる香りで、胃袋が刺激されます。スナックの大きさは一般的なポテトチップスと同等ですが、やや厚め。
早速ひと口食べてみると、ラー油の濃い味が広がると共に、ヒリヒリと刺激のある強い辛みを感じます。これは明らかに本家の穂先メンマ以上で、おそらく辛いものが苦手な方はそもそも購入しないとは思いますが、ちょっと注意が必要かもしれません。
とはいえ、あの辛ウマなおいしさは健在。さすがにご飯のお供には出来ませんが、ビールや焼酎などお酒のおつまみとして最適と言えそう。サクサク食感で口溶けも良く、次から次に手が伸びます。
結論としては「そのまんまスナックに」という表現にはちょっと語弊があって、スナックのほうが辛みが強めであると感じます。ですが、ラー油の香りやメンマの味についてはばっちり再現されていました。
(山口弘剛)