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医療機関へのサイバーリスクの高まりに対応するため医療機関向け「CyLeagueサイバーレジリエンス・パッケージ」を2025年11月より提供開始

update:
S&J株式会社
実効性ある体制を実現し、診療継続を守る事前契約型インシデント対応ソリューション



セキュリティ監視サービスやセキュリティ事故対応などのサイバーセキュリティ事業を展開するS&J株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 信雄、以下「S&J」、証券コード:5599)は、株式会社チェンジホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:福留 大士、以下「チェンジHD」、証券コード:3962)の子会社で、サイバーセキュリティ事業を推進する中間持株会社であるサイリーグホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高谷 康久、以下「サイリーグHD」)と共同開発した「CyLeagueサイバーレジリエンス・パッケージ」に、医療機関向けソリューションを新たに追加し、2025年11月より提供を開始いたします。

本サービスは、株式会社SYNCHRO(本社:東京都千代田区、代表取締役:室木 勝行、以下「SYNCHRO」)の「KATABAMI VDP(自動脆弱性診断)」および「KATABAMI CRA(バックアップ)」を採用し、形式的な整備にとどまらず“実効性ある体制”を確保することを目的に、平時からの備えと有事の即応を一体で支援することで、医療機関の診療継続を守ります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/62785/30/62785-30-4a60128d749a0b3e75ccc5e7feec1cfe-567x94.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■背景
近年、医療機関を狙ったサイバー攻撃は増加傾向にあり、診療中断や電子カルテ停止する事例が国内外で相次いでいます。診療停止リスクは地域医療や患者の生命に直結する社会的課題となっており、厚生労働省もBCP策定や外部連携体制の整備を求めています。
実際に、ランサムウェアにより電子カルテが数か月停止し、通常診療が困難になった事案が発生しています。また、委託先の脆弱性を起点としたサプライチェーン攻撃や、生成AIを悪用したフィッシング攻撃など、攻撃手法は高度化・多様化しています。厚労省の調査によれば、病院の約6割がBCPを策定しているものの、訓練を実施しているのは4割未満にとどまり、CSIRT設置率も約42%と実効性に課題が残されています。
こうした状況を踏まえ、サイリーグHDは「医療機関の診療継続を守る」ことを目的とした医療機関に特化したサービスを提供します。

医療機関の多くはBCP策定や情報セキュリティ体制整備を進めていますが、実際には以下のような課題が残されています。

- BCP計画の実効性が限定的計画の策定率は高いものの、訓練実施は約4割にとどまり、現場で「動かないマニュアル」となるケースが多い。
- 対応人材の不足と外部連携体制の未整備CSIRT(Computer Security Incident Response Team。コンピュータセキュリティに関連するインシデントが発生した際、対処を行う組織や組織内のチームの総称。)設置率は約42%にとどまり、中小規模病院では専任担当者が不在。また厚労省ガイドラインでは「システム事業者や外部有識者との非常時の取決め」が求められているが、整備が進んでいない。
- 技術的課題(脆弱性管理・バックアップ)医療IoT機器の増加や古いOS機器により脆弱性管理が追いつかない。またバックアップが存在しても、ランサムウェアにより暗号化・復旧困難となる事例が報告されている。


これらの課題は「形式的な整備の有無」を示すだけでは不十分であり、実際に診療を継続できる“実効性ある体制” の確保こそが重要です。
■サービス概要
本サービスは、医療機関がサイバー攻撃やシステム障害を受けても診療を継続できる体制を確保するための事前契約型インシデント対応ソリューション です。

<平時のサポート>
- セキュリティカルテの作成・更新
- 定例会による助言・状況確認(年4回)
- 脅威インテリジェンス提供(年4回)
- 自動脆弱性診断&レポート(月次)
- オンラインバックアップサービス(隔離型ストレージ・日次)

<有事の対応>
- インシデント初動対応支援(事前契約により即時着手、緊急稟議不要)
- インシデントハンドリング支援(外部専門家による復旧プロセス伴走)

<オプション>
- サイバーBCP演習&マニュアル改善支援机上演習とレビューを通じ、現場で動くマニュアルへアップデート

■提供価格
エントリープラン:265万円/年(税別)
スタンダードプラン:365万円/年(税別)
■パートナーシップ体制
本サービスは、サイリーグHDと共同開発している事前契約インシデント対応サービス「CyLeagueサイバーレジリエンス・パッケージ」の医療機関向けオプションとしてSYNCHROの「KATABAMI VDP」「KATABAMI CRA」を採用することで提供されます。サイリーグHDは「League=仲間」という理念のもと、信頼できるパートナーと共に、医療機関に最適なセキュリティソリューションの展開を目指しており、S&Jもパートナーとして協力してまいります。
■今後の展望
S&JとサイリーグHDは、医療機関をはじめとした社会インフラを支える組織に向け、「診療・事業の継続を守るサイバーレジリエンス」を広げていきます。今後も、パートナー企業との協力を通じて、日本のサイバーセキュリティレベルを底上げしてまいります。
■サイリーグホールディングス株式会社について
サイリーグホールディングス株式会社は、株式会社チェンジホールディングスの子会社で、日本の企業や組織のサイバーセキュリティを高めることを使命とする持株会社です。M&A、業務提携、自社サービスの開発を通じて、ITインフラやネットワークの安全性を確保しつつ、事業の成長と発展を支えます。
「リーグ(League)」の精神のもと、グループ企業やパートナーと切磋琢磨し、日本のサイバーセキュリティ業界を牽引します。セキュリティ人材育成にも注力し、企業が抱えるサイバー脅威に迅速に対応できる体制を構築。デジタル社会の安心・安全に貢献する総合的なサイバーセキュリティ企業を目指します。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/62785/table/30_1_2e6c252ca7380a0bcfc8e346acea61e3.jpg?v=202510140447 ]
■株式会社SYNCHRO(シンクロ)について
株式会社SYNCHROは2001年4月に都内で第二創業し(初期創業は1927年山口県宇部市)、手の甲の静脈認証やセキュリティシステムの製造販売を行っています。「トータルアクセスコントロールのSYNCHRO」として活動し、2019年からはサイバー空間の排他的閉域網「KATABAMI Series」の開発を開始。完成後、2023年6月より経済産業省「情報セキュリティサービス基準審査」の認定を受けたKATABAMI VDPによる脆弱性検証サービスなどを提供しています。国産セキュリティ技術の開発企業として各種の資格・認定を取得し、セキュアな事業環境の構築とDX推進に貢献しています。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/62785/table/30_2_adba86b16308455606327692ac78c5f3.jpg?v=202510140447 ]
■S&J株式会社について
S&Jは、サイバー攻撃や内部関係者による情報漏えい等の内部犯行など、情報セキュリティは経営課題として認識されてきている状況下、「防御・検知・対処」や「技術・体制」のバランスを重視した製品やサービスを提供しています。
SOC(セキュリティオペレーションセンター)は、従来のアラート監視での脅威お知らせサービスに加え、顕在化した脅威による顧客環境での高度な影響分析やトリアージをアナリストが行い、影響に応じて事故の封じ込めのハンドリングやフォレンジックまで迅速な対応をすることにより、業務継続と再発防止策を支援しています。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/62785/table/30_3_74840ac81714289e089a6dd76deda3f8.jpg?v=202510140447 ]
■プレスリリースに関するお問い合わせ
S&J株式会社 広報担当
E-mail:pr@sandj.co.jp / TEL:03-6205-8500(代表)
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※記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
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