ポケットカード株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：高垣 晴雄、以下「ポケットカード」）は、株式会社アドウェイズ（本社：東京都新宿区、代表取締役：山田 翔、以下アドウェイズ）と共同で株式会社シナクル（本社：東京都港区、代表取締役社長：端村 一平、以下シナクル）を設立し、2025年10月15日より事業を開始いたします。
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- 新会社「シナクル」設立の目的
近年、デジタル広告市場では、広告効果の計測データが短期的な顧客獲得にとどまり、LTV（顧客生涯価値）のような事業全体の成長に必ずしも結びついていないという課題が顕在化しています。とりわけ金融事業領域においても、一過性のプロモーションではなく、優良顧客との継続的な関係構築こそが、ブランドへの支持を生み出し、事業成長に直結する重要な要素となっています。
こうした課題を解決するため、アドウェイズが持つデジタルマーケティングに関する知見や広告運用ノウハウと、ポケットカードが保有する信頼性の高いクレジットカードにまつわるデータや金融領域に関する知見を掛け合わせ、本質的な企業への事業貢献を目的とした新会社「シナクル」を設立いたします。
シナクルは、デジタル広告の役割を「獲得」からLTVを基軸とした「事業成長への貢献」に再定義し、広告価値の最大化を目指してまいります。具体的には、両社が保有するデータを統合的に活用し、関心度の高いユーザーに効果的かつ的確に広告を届け、事業成長に直結する広告モデルを実現いたします。
- シナクルの今後の展望
まずはポケットカードのマーケティングの中核をシナクルが担い、両社の連携による成功モデルの構築に注力してまいります。また従来、ポケットカードが展開するデジタル広告はアドウェイズを含む複数の企業を通じて配信しておりましたが、今後はデータの効果的な活用を目的に、シナクルを経由し配信を行う予定です。
将来的には、シナクルで培った実績やノウハウ、データを金融業界にとどまらず、あらゆる業種の企業に向けたソリューションとして展開してまいります。
さらに、データ活用を軸とした広告配信の効率化と最適化を進め、市場全体における競争力の強化と顧客への提供価値の向上を目指してまいります。
- 会社概要
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今後もポケットカードでは、お客様に喜んでいただける付加価値の高いサービス・商品の提供に努めてまいります。また、「伊藤忠グループの一員として、次世代の金融サービスを牽引する」を中長期ビジョンに掲げ、グループ一体となったカード戦略を推進し、キャッシュレス基盤のさらなる躍進を目指します。
株式会社アドウェイズについて
2001年設立。2006年に東証マザーズ、2020年に東証一部に上場。2022年に東証プライム市場に移行。パーパスに、“全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、すべての人の可能性をひろげる「人儲け」を実現する。”を掲げ、アプリ・Webの包括的なマーケティングを支援する広告事業、テクノロジーを駆使し新しい広告表現や広告効果最大化を実現するアドプラットフォーム事業、ライフスタイル事業、DX事業など、領域をまたいだ事業を展開。日本を始め、アジアを中心とした海外への事業展開も行っている。
https://www.adways.net/
